ノルウェー-Web- 06/07/01
Asker og Baerums Budstikke より By Therese Manus Honningstad 訳:Mayumi 協力:あきこ
a-haのLangsandライブの後、モートンは地元の新聞『Asker og Baerum Budstikke』紙の取材を受けました。モートンが、コンサート当日にインタビューを受けることはとても珍しいことです。言わずもがな、インタビューを担当したジャーナリストのThereseは、大新聞社でも断られた取材をする機会が与えられたので、とても興奮していました。コンサートの後、モートンのマネージャーであるSverre FlatbyがThereseのところへやってきて、バックステージにいるモートンのところへ案内しました。そこで行われた取材の内容をお届けします。
バックステージに向かいながら、わたしはインタビューをすることに集中しようと努めた。
Therese :モートン、調子はどうですか?
最初の質問としては良いだろう、と思った。感じが良いし、リスクが無い。これならモートンを脅かして構えさせることはないだろう。
モートン :元気だよ。
そして沈黙してしまった。モートンは特に質問に答えたい気分ではないらしい。もう一度話を始めようとしたが、うまくいかなかった。(ああ、これからどうなってしまうのだろう?)
バックステージで、モートンは彼の知り合いと出会い、話をはじめた。その間わたしは後ろで待っていた。突然モートンが振りかえり、笑顔でわたしたちをバックステージの部屋へ案内してくれた。
モートン :ここでしばらく話をしようか?
白いソファーと木製のテーブルが真中におかれた小さな部屋で、インタビューをすることになった。モートンは全身黒いレザーの衣装を着こみ、リラックスした様子でソファーに深くもたれかかった。想像よりも腰が低くて、考え深く、気さくで話好きだった。
Therese :サウンドの問題がありましたが、それ以外はとても良かったですよね?
モートン :僕らにはそれだけの準備ができているからよい出来のはずなんだよ。ライブのことは知り尽くしているし、仕事ができる人たちもついている。それでもサウンドの問題があったのは恥ずかしいことだね。こういうことが起こらないような態勢をとっているのに。オーディエンスには感謝しているよ。サウンドの問題のせいで一番盛り上がるはずの曲がひどいことになってしまったからね。ライブで問題はつきものだし、音の問題は常にある。フェスティバル会場では、普通のコンサート会場ではできないこともできるんだ。だから、音が悪かったのは運が悪かったよ。だけど終わってしまった以上、その事実を変えることはできない。それでかなり消耗してしまったけれど、そのことにやきもきしたり、後から文句を言うつもりはないよ。まったく運が悪かったね。(この問題が無かったら)会場のみんなやバンドメンバーも圧倒できるようなライブができたのにね。
Therese :Langesundに住む42歳のファンによると、木曜日に行われたボブ・ディラン
のコンサートよりもビッグだったそうですね。
モートン :そうだね、体の大きさはディランより僕らの方がビッグだよ。
モートンは笑った。
モートン :ディランのコンサートは僕らのコンサートとは(観客層や内容が)まったく違うものだよ
そこでSverreが頭を突き出して言った。「(取材は)後5分だよ。」そして立ち去った。
モートン :ずいぶんとはっきり言うね。
モートンは笑った。
Therese :再び成功を収めましたが、15年前とくらべるとどうですか?
モートン :僕らの目は当時より輝いているんじゃないかな。このビジネスのやって良いことと悪いことは知り尽くしているし、できることと、やるべきじゃないことについても知っている。僕らは、以前よりもやりがいがあることへ集中することができるようになったといえるかな。
Therese :一番大きな違いは何でしょう?
モートン :以前の僕らは、今だったらやらないようなこともやっていたよ。経験がないと、何を受け入れたら良いのかわからないものなんだよ。だからやりたくないことでもやると言ってしまう。今ではやりたくないことは、やらないようにしている。どんなことをやるにせよ、楽しむことが一番大切なんだ。そして良い仕事をする。良い仕事をするには、まず自分がやっていることに興味をもたなければね。25歳の頃と比べると、今では面白いと思えるまでにもっとたくさんの要素が必要なんだ。だけどいったんやると決めたら、以前よりもはるかに貢献できる。若い頃はもっとエネルギーがあったかもしれないけれど、今では熱中できない仕事には興味を失ってしまうんだ。
Therese :今回のライブの反応は、この前のオスロライブと同じくらい良いことを期待していましたか?
モートン :オーディエンスがどんな風に反応するかなんて絶対にわからないよ。だから予測はできないんだ。a-haをやることは僕らにとって重要なことだと信じて再結成したんだ。行動を起こす前に、マーケットの分析なんてしないよ。
Therese :また一緒にやってみて、どんな感じですか?
モートン :お互いを良く知っているから、前よりも楽だよ。3人とも、お互い何をしたがっているのかよくわかっているからね。
Therese :めざすゴールや夢はどんなものでしょう?
モートン :僕は、やりがいを感じることをすることだけ関心がある。それが目的にかなうことかどうか見極めるのが前より早くなったよ。だからといって、たまにふざけることができなくなったわけではないし、いつも崇高で気取ったことばかりすると言っているわけではないよ。特に心引かれるのは、自分の周りにある面白いものだね。自分でやるということに限らず、他の人が何かするための触媒として働くこともできると思う。
Therese :a-haの将来の計画について教えてください。
モートン :今はニューアルバムを製作中だよ。リリースの日にちはまだ決定していないけれど、自分たちで設けた期限を目指して仕事をしている最中なんだ。計画通りにすすめば、来年リリースできる。アルバムができあがるのを楽しみにしているよ。リスナーも喜んでくれるんじゃないかな。僕らにとって重要なアルバムだよ。
Therese :何からインスピレーションを得られますか?
モートン :周りのものだね。音楽からインスピレーションを受けることはほとんどないよ。音楽は素材なんだ。音楽以外の全てにこそ何らかの意味がある。なんでもいいんだ。具体的な例は思いつかないけれどね。
バックステージで、モートンは彼の知り合いと出会い、話をはじめた。その間わたしは後ろで待っていた。突然モートンが振りかえり、笑顔でわたしたちをバックステージの部屋へ案内してくれた。
モートン :ここでしばらく話をしようか?
白いソファーと木製のテーブルが真中におかれた小さな部屋で、インタビューをすることになった。モートンは全身黒いレザーの衣装を着こみ、リラックスした様子でソファーに深くもたれかかった。想像よりも腰が低くて、考え深く、気さくで話好きだった。
Therese :サウンドの問題がありましたが、それ以外はとても良かったですよね?
モートン :僕らにはそれだけの準備ができているからよい出来のはずなんだよ。ライブのことは知り尽くしているし、仕事ができる人たちもついている。それでもサウンドの問題があったのは恥ずかしいことだね。こういうことが起こらないような態勢をとっているのに。オーディエンスには感謝しているよ。サウンドの問題のせいで一番盛り上がるはずの曲がひどいことになってしまったからね。ライブで問題はつきものだし、音の問題は常にある。フェスティバル会場では、普通のコンサート会場ではできないこともできるんだ。だから、音が悪かったのは運が悪かったよ。だけど終わってしまった以上、その事実を変えることはできない。それでかなり消耗してしまったけれど、そのことにやきもきしたり、後から文句を言うつもりはないよ。まったく運が悪かったね。(この問題が無かったら)会場のみんなやバンドメンバーも圧倒できるようなライブができたのにね。
Therese :Langesundに住む42歳のファンによると、木曜日に行われたボブ・ディラン
のコンサートよりもビッグだったそうですね。
モートン :そうだね、体の大きさはディランより僕らの方がビッグだよ。
モートンは笑った。
モートン :ディランのコンサートは僕らのコンサートとは(観客層や内容が)まったく違うものだよ
そこでSverreが頭を突き出して言った。「(取材は)後5分だよ。」そして立ち去った。
モートン :ずいぶんとはっきり言うね。
モートンは笑った。
Therese :再び成功を収めましたが、15年前とくらべるとどうですか?
モートン :僕らの目は当時より輝いているんじゃないかな。このビジネスのやって良いことと悪いことは知り尽くしているし、できることと、やるべきじゃないことについても知っている。僕らは、以前よりもやりがいがあることへ集中することができるようになったといえるかな。
Therese :一番大きな違いは何でしょう?
モートン :以前の僕らは、今だったらやらないようなこともやっていたよ。経験がないと、何を受け入れたら良いのかわからないものなんだよ。だからやりたくないことでもやると言ってしまう。今ではやりたくないことは、やらないようにしている。どんなことをやるにせよ、楽しむことが一番大切なんだ。そして良い仕事をする。良い仕事をするには、まず自分がやっていることに興味をもたなければね。25歳の頃と比べると、今では面白いと思えるまでにもっとたくさんの要素が必要なんだ。だけどいったんやると決めたら、以前よりもはるかに貢献できる。若い頃はもっとエネルギーがあったかもしれないけれど、今では熱中できない仕事には興味を失ってしまうんだ。
Therese :今回のライブの反応は、この前のオスロライブと同じくらい良いことを期待していましたか?
モートン :オーディエンスがどんな風に反応するかなんて絶対にわからないよ。だから予測はできないんだ。a-haをやることは僕らにとって重要なことだと信じて再結成したんだ。行動を起こす前に、マーケットの分析なんてしないよ。
Therese :また一緒にやってみて、どんな感じですか?
モートン :お互いを良く知っているから、前よりも楽だよ。3人とも、お互い何をしたがっているのかよくわかっているからね。
Therese :めざすゴールや夢はどんなものでしょう?
モートン :僕は、やりがいを感じることをすることだけ関心がある。それが目的にかなうことかどうか見極めるのが前より早くなったよ。だからといって、たまにふざけることができなくなったわけではないし、いつも崇高で気取ったことばかりすると言っているわけではないよ。特に心引かれるのは、自分の周りにある面白いものだね。自分でやるということに限らず、他の人が何かするための触媒として働くこともできると思う。
Therese :a-haの将来の計画について教えてください。
モートン :今はニューアルバムを製作中だよ。リリースの日にちはまだ決定していないけれど、自分たちで設けた期限を目指して仕事をしている最中なんだ。計画通りにすすめば、来年リリースできる。アルバムができあがるのを楽しみにしているよ。リスナーも喜んでくれるんじゃないかな。僕らにとって重要なアルバムだよ。
Therese :何からインスピレーションを得られますか?
モートン :周りのものだね。音楽からインスピレーションを受けることはほとんどないよ。音楽は素材なんだ。音楽以外の全てにこそ何らかの意味がある。なんでもいいんだ。具体的な例は思いつかないけれどね。
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2001-07-06
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ドイツ-雑誌(Break out [German heavy rock magazine])- 03/01
a-ha - 大規模な復活 by Nikolas Krofta(英訳:Meike Beier)
たくさんの決まり文句があります。それらは頻繁に、安易に使われています。しかし『カムバック・オブ・ザ・イヤー』という決まり文句は、ノルウェーの3人組a-haの最近の活躍と共に使われている決まり文句ではありません。立派なソロ・アルバムにも関わらず、ほとんどお目にかかれなかったヴォーカリストのモートン・ハルケットと、彼の2人の仲間、ギタリストのポール・ワークター・サヴォイとキーボード・プレイヤーのマグネ・フルホルメンは、チャートのトップに返り咲き、大きな会場でコンサートをしました。高度に知的なポップ・ミュージック、部分的に本当に深遠な歌詞、独自のメロディーと魅力は、長い間のブランクに関わらず、大衆を感動させました。
ストゥットガルトにあるSchleyerhalle(ライブ会場)は、数週間前、はちきれんばかりのファンで埋もれていました。a-haが大ヒット曲(『The sun always shines on TV』『Stay on these roads』『I've been losing you』『Manhattan Skyline』そしてもちろん『Take on me』)と新曲(『I wish I cared』『Little black heart』『The sun never shone that day』『Summer
moved on』)をうまく混ぜて演奏しました。追加の女性シンガー、ベーシスト、ドラマーともう1人のキーボーダーが、a-haのロック・ミュージックの限界はまだまだ先だとハッキリと証明しています。多くの女性ファンの目に大きな疑問符を見て取れるような荒々しいやり方で、ワークター・サヴォイ氏のギター・サウンドはスピーカーを通して流れました。
コンサートが始まる数時間前、私はギタリストのポール・ワークター・サヴォイとキーボーダーのマグネ・フルホルメンと会いました。リバイバルの現象について話し合うためです。まず初めに:ステージで再び演奏するのは、大変ではありませんか?ソロ活動では余り活発にコンサート活動はしていなかったでしょう?
ポール :全ての物事に注意深く近付いているよ。日本でいくつかのコンサートをした、今は2週間のヨーロッパツアー中だ。昔やっていたような大コンサートツアーのように、大変な思いはしたくない。
マグス :でもそれでも、少しのコンサートでも、とても大変になるコトもある。それにやらなきゃいけないコトもある。例えば、僕らの家族は時々僕らと行動を共にしてて、後で家へ連れて行かないといけない。でもコンサートはこれまでのところ、本当に大成功だった。オーディエンスはいつも信じれないくらい素晴らしいし、エネルギーを与えてくれるから、余ったエネルギーをそういった全ての対処のために使うコトが出来る。
a-haが長いブレイクの前に出したアルバムのタイトルは『Memorial beach』ですね。ドイツでは小さな会場で少しだけコンサートをしました。私はその時フランクフルトのギグを見て、あなたたち3人の間に何か具合の悪いモノがあるという感じを振り払うコトが出来なかったのですが。
マグス :心理学者になれるよ!よく観察していたね。僕らが気持ちよく一緒にいられなかったのは、多分本当だよ。
あなたたちのファンもその晩はあまり気持ちよくなかったようですよ。ラストアンコールが終わった後、ステージの前でずっと立って、演奏されなかったある曲を待っていましたよね。
ポール :『Take on me』のコトを言ってるんだね。
マグス :時々僕らは、ヒット曲ばかりじゃないプレイリストでやってみたくなるのさ。
1988年、ノルウェーでノーベル平和賞のセレモニーで再びステージを共にし、『The sun always shines on TV』と新曲の『Summer moved on』を演奏しましたね。何故ニュー・アルバムである『Minor earth major sky』をリリースするまで長い時間がかかったのですか?
マグス :すぐに新譜のレコーディングはせずに、僕らがまた一緒にやれるかどうか最初にテストしようと決めていたんだ。それに、ポールはその時NYに住んでいた。だから一緒にやるためには、ノルウェーからアメリカへ行ったり来たりしなきゃいけなかったんだ。
ポール :このアルバムを作るのは、長く広範囲に渡る作業だった。僕らは命令されて歌を作り、すぐにアルバムを製作出来るようなバンドではない。平和賞の主催者が、何度も何度も僕らにコンタクトを取り、それこそ休んでいる間毎年、演奏する気はないか?と聞いていたコトを付け加えておかないとね。
マグス :(笑って)余りチャンスが残っていなかった2年前で良かったよ。50歳になってたら、カムバックしたくなかったからね。
新譜は全体的にとても悲しい感じがします。再び『Touchy!』や『You are the one』のような明るく聞きやすいポップソングをa-haから聞けますか?
マグス :僕に言わせるなら、『Minor earth major sky』は極めてハッピー・アルバムだと思うけどね!
ポール :僕はウッディ・アレンの初期の映画が好きなんだ。ハッキリ分かるほど楽観的ではないけれど、にもかかわらずポジティブなムードがある。明らかにハッピーな曲を作るのは、とても難しいんだ!最初にそういった気分にならないといけない、感情の柱みたいなものだね。
なぜあなた達は、そんなに頻繁に作曲をするのですか?部屋に集まって座り、3人で新曲を作るというのはしないのですか?
ポール :僕らはリハーサル室に集まって、かんづめになりながら新しいアイデアを集める類のバンドじゃないよ。いつ新曲のアイデアを思いつくか計画するなんて出来ないさ。
新譜の中に『The company man』という曲があり、マネージメント、レコード会社、貪欲なビジネスマンに対するバンドのネガティブな体験を皮肉な表現で表していますね。自分たちの経験をどの程度まで盛り込みましたか?
マグス :最初この歌はもっと長かった。もっと複雑で、他のいくつかのテーマにも触れていた。でも多くの場合、こんな感じさ。生ヴァージョンがある、それはヴォーカルとギターだけから出来ていて、独自のユーモア感覚がある。次に大々的にアレンジされ、あらゆる種類の細かいコトと一緒にレコーディングされ、新しい顔を得る。ベーシック・ヴァージョンのユーモアと気楽さは、このプロセス中に失われるかも知れない。この曲で誰かを攻撃したり、悩ませたくは決してなかった。僕らはただ、誰もが間違いを犯すものだと指摘したかっただけさ。
ニュー・シングルの『Velvet』という曲は、本当はa-haの曲ではありませんね。ポールと彼の妻ローレンがSAVOYというバンドで数年前にリリースした曲のニュー・ヴァージョンですよね。
マグス :それがノルウェーで『Velvet』をシングルとしてリリースしなかった理由だよ。SAVOYのヴァージョンでチャートナンバー1になってるんだ。ニュー・ヴァージョンはオリジナルと根本的には違いはないし。だからシングルとしてはリリースしたくなかったんだ。
ポール :この曲にとっては2度目のチャンスだよ!(興奮気味に)多くの人が、僕の妻は『Velvet』を彼女抜きで録音し直したコトに腹を立てていると思っているけれど、もしローレンが嫌だと思ったのなら、彼女は反対していたろうね。
あなた達のキャリアの第2段階は絶好調ですが、少し不安にはなりませんか?カムバック効果が徐々になくなった後に、少ない成功で満足しなければならないでしょう?
ポール :僕らはいつも最善を尽くしているし、意味がないと思うならアルバムはリリースしない。
マグス :(じっくり考えて)『East of the sun west of the moon』と『Memorial beach』が以前より売れ行きが悪かったのは本当のコト。おそらく僕らの変化は速過ぎて、ファンが期待してなかったアルバムを作ってしまった。それで余り売れなかった。
ポール :僕は今でもこの2枚のアルバムは過小評価されていると思う。多分、a-haに新しい関心を抱く過程で、再発見されると思うな!
ディスコグラフィー:
Hunting high and low (1985)
45 R.P.M. Club [日本盤] (1985)
Twelve Inch Club [日本盤] (1985)
Scoundrel days (1986)
Scoundrel Club [日本盤] (1987)
Stay on these roads (1988)
East of the sun west of the moon (1990)
Headlines and deadlines: The hits of... (1991)
Memorial beach (1993)
Shapes that go together [シングル] (1994)
最新アルバム:
Minor earth major sky (2000)
※H+D MLにポストされたモノを翻訳しました。(転載許可確認済)
コンサートが始まる数時間前、私はギタリストのポール・ワークター・サヴォイとキーボーダーのマグネ・フルホルメンと会いました。リバイバルの現象について話し合うためです。まず初めに:ステージで再び演奏するのは、大変ではありませんか?ソロ活動では余り活発にコンサート活動はしていなかったでしょう?
ポール :全ての物事に注意深く近付いているよ。日本でいくつかのコンサートをした、今は2週間のヨーロッパツアー中だ。昔やっていたような大コンサートツアーのように、大変な思いはしたくない。
マグス :でもそれでも、少しのコンサートでも、とても大変になるコトもある。それにやらなきゃいけないコトもある。例えば、僕らの家族は時々僕らと行動を共にしてて、後で家へ連れて行かないといけない。でもコンサートはこれまでのところ、本当に大成功だった。オーディエンスはいつも信じれないくらい素晴らしいし、エネルギーを与えてくれるから、余ったエネルギーをそういった全ての対処のために使うコトが出来る。
a-haが長いブレイクの前に出したアルバムのタイトルは『Memorial beach』ですね。ドイツでは小さな会場で少しだけコンサートをしました。私はその時フランクフルトのギグを見て、あなたたち3人の間に何か具合の悪いモノがあるという感じを振り払うコトが出来なかったのですが。
マグス :心理学者になれるよ!よく観察していたね。僕らが気持ちよく一緒にいられなかったのは、多分本当だよ。
あなたたちのファンもその晩はあまり気持ちよくなかったようですよ。ラストアンコールが終わった後、ステージの前でずっと立って、演奏されなかったある曲を待っていましたよね。
ポール :『Take on me』のコトを言ってるんだね。
マグス :時々僕らは、ヒット曲ばかりじゃないプレイリストでやってみたくなるのさ。
1988年、ノルウェーでノーベル平和賞のセレモニーで再びステージを共にし、『The sun always shines on TV』と新曲の『Summer moved on』を演奏しましたね。何故ニュー・アルバムである『Minor earth major sky』をリリースするまで長い時間がかかったのですか?
マグス :すぐに新譜のレコーディングはせずに、僕らがまた一緒にやれるかどうか最初にテストしようと決めていたんだ。それに、ポールはその時NYに住んでいた。だから一緒にやるためには、ノルウェーからアメリカへ行ったり来たりしなきゃいけなかったんだ。
ポール :このアルバムを作るのは、長く広範囲に渡る作業だった。僕らは命令されて歌を作り、すぐにアルバムを製作出来るようなバンドではない。平和賞の主催者が、何度も何度も僕らにコンタクトを取り、それこそ休んでいる間毎年、演奏する気はないか?と聞いていたコトを付け加えておかないとね。
マグス :(笑って)余りチャンスが残っていなかった2年前で良かったよ。50歳になってたら、カムバックしたくなかったからね。
新譜は全体的にとても悲しい感じがします。再び『Touchy!』や『You are the one』のような明るく聞きやすいポップソングをa-haから聞けますか?
マグス :僕に言わせるなら、『Minor earth major sky』は極めてハッピー・アルバムだと思うけどね!
ポール :僕はウッディ・アレンの初期の映画が好きなんだ。ハッキリ分かるほど楽観的ではないけれど、にもかかわらずポジティブなムードがある。明らかにハッピーな曲を作るのは、とても難しいんだ!最初にそういった気分にならないといけない、感情の柱みたいなものだね。
なぜあなた達は、そんなに頻繁に作曲をするのですか?部屋に集まって座り、3人で新曲を作るというのはしないのですか?
ポール :僕らはリハーサル室に集まって、かんづめになりながら新しいアイデアを集める類のバンドじゃないよ。いつ新曲のアイデアを思いつくか計画するなんて出来ないさ。
新譜の中に『The company man』という曲があり、マネージメント、レコード会社、貪欲なビジネスマンに対するバンドのネガティブな体験を皮肉な表現で表していますね。自分たちの経験をどの程度まで盛り込みましたか?
マグス :最初この歌はもっと長かった。もっと複雑で、他のいくつかのテーマにも触れていた。でも多くの場合、こんな感じさ。生ヴァージョンがある、それはヴォーカルとギターだけから出来ていて、独自のユーモア感覚がある。次に大々的にアレンジされ、あらゆる種類の細かいコトと一緒にレコーディングされ、新しい顔を得る。ベーシック・ヴァージョンのユーモアと気楽さは、このプロセス中に失われるかも知れない。この曲で誰かを攻撃したり、悩ませたくは決してなかった。僕らはただ、誰もが間違いを犯すものだと指摘したかっただけさ。
ニュー・シングルの『Velvet』という曲は、本当はa-haの曲ではありませんね。ポールと彼の妻ローレンがSAVOYというバンドで数年前にリリースした曲のニュー・ヴァージョンですよね。
マグス :それがノルウェーで『Velvet』をシングルとしてリリースしなかった理由だよ。SAVOYのヴァージョンでチャートナンバー1になってるんだ。ニュー・ヴァージョンはオリジナルと根本的には違いはないし。だからシングルとしてはリリースしたくなかったんだ。
ポール :この曲にとっては2度目のチャンスだよ!(興奮気味に)多くの人が、僕の妻は『Velvet』を彼女抜きで録音し直したコトに腹を立てていると思っているけれど、もしローレンが嫌だと思ったのなら、彼女は反対していたろうね。
あなた達のキャリアの第2段階は絶好調ですが、少し不安にはなりませんか?カムバック効果が徐々になくなった後に、少ない成功で満足しなければならないでしょう?
ポール :僕らはいつも最善を尽くしているし、意味がないと思うならアルバムはリリースしない。
マグス :(じっくり考えて)『East of the sun west of the moon』と『Memorial beach』が以前より売れ行きが悪かったのは本当のコト。おそらく僕らの変化は速過ぎて、ファンが期待してなかったアルバムを作ってしまった。それで余り売れなかった。
ポール :僕は今でもこの2枚のアルバムは過小評価されていると思う。多分、a-haに新しい関心を抱く過程で、再発見されると思うな!
ディスコグラフィー:
Hunting high and low (1985)
45 R.P.M. Club [日本盤] (1985)
Twelve Inch Club [日本盤] (1985)
Scoundrel days (1986)
Scoundrel Club [日本盤] (1987)
Stay on these roads (1988)
East of the sun west of the moon (1990)
Headlines and deadlines: The hits of... (1991)
Memorial beach (1993)
Shapes that go together [シングル] (1994)
最新アルバム:
Minor earth major sky (2000)
※H+D MLにポストされたモノを翻訳しました。(転載許可確認済)
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2001-03-01
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