ノルウェー-新聞(VG)- 13/11/07
訳:Mayumi (英訳:Locust )
金曜日のVG Nettでワールド・プレミア
モートン・ハルケット ー もちろん、よい結果を出したいからプレッシャーを感じているよ
VGTVはa-haのスターとスタジオで会いました。
モートン・ハルケット(48)は新曲について語りましたー実際は新しい曲ではないー、さらに、ノーベル平和賞記念コンサートで、まだ何を歌うか決めていないと明かしました。
金曜日の午前8時、VG Nettは、ラジオ局での放送が解禁になる1時間前に、モートン・ハルケットの新曲『Movies』を世界で最初に放送します。
この業界に25年間いるとはいえ、a-haのフロントマンであるモートン・ハルケットも、よい結果を出したいというプレッシャーを感じないわけではないようです。VGTVの独占インタビューは、ソロシングルがリリースされる直前に、オスロのLydlabスタジオで行われました。モートンは、アルバムがリリースされる前は、「緊張する」と明かしました。
「もちろん、よい結果を出したいから、プレッシャーは感じているよ。いつもそうなんだ。いつもね。必ずといっていいほど。それは大事なことでもあるよ。そのプレッシャーは外からというより、内側から沸いてくるものなんだ。」と48歳のシンガーは語りました。
モートンは、周りからの期待に振り回されるのは、あまり価値がないことだと強調しました。
「外部の人がどんなものが好きかと考えてしまうのは、自分にとって何が正しいのかということから遠ざかってしまうことになるよ。だから、その考えは、切り離してしまうんだ」とモートンは笑います。
古い曲に新しいタイトル
アルバム『Letter From Egypt』は、来年の初めにリリースされます。今週金曜日にリリースされる『Movies』は、モートン自身が書いた曲ではありません。「Locomotives」というバンドが書いた古い曲です。モートンは、彼らに前ソロアルバム『Wild Seed』をリリースする前に出会ったといいます。
「ニューアルバムのほとんどの曲とは違って、この曲は僕が育てた曲ではないんだ。そういう意味では、少し変わったオープニングになるかもしれない」とモートンはVG Nettに説明しました。
「この曲はもともと『My Woman』というタイトルだったと思う。そして、特に印象的だったんだ。個人的に刺激を受けた。この曲を聴いたあとに、家に帰って『Christmas Card』を書き上げたんだ。」モートンは、『Wild Seed』に収録されている曲について語りました。
「Locomotivesが、僕に『Christmas Card』を書くきっかけをくれたともいえる。無謀な気持ちになって「僕の曲が欲しい」と思ったんだ。」とモートンは言います。
やる必要があった
モートンは去年からソロアルバム製作に集中し始めました。そのときもLocomotivesの曲のことを考えていたそうです。
「やる必要があったんだ。」とモートンは説明します。なぜ、前作から、今までこれだけ時間がかかったのかわからないと説明しました。
「そう、不思議に感じるかもしれないね?僕にもわからない。理由はたくさんあるよ。ビジネスがだめになった。国際的な契約から手を引かれ、しばらくやらないことにしたんだ。だけど、2、3年前、レコード会社から新しいオファーがあった。当時も準備はできていたんだけど、あの時は、a-haで忙しかったからね」とモートン。
予期せぬ再結成
1998年に、ノーベル平和賞祈念コンサートのまとめ役が、スーパー・グループの再結成の話をもちかけたときに、すべては始まりました。
「それまで、僕は、a-haがいずれ再結成するという確信がもてなかった。僕らのうち誰もね。だけど、ノーベル平和賞コンサートで、観客からまったく期待しないほどの反応をもらえたんだ」とモートン。
単独でノーベル平和賞コンサートのステージへ
今、モートンは、ノーベル平和賞記念コンサートのステージへあがる準備ができましたー今回は一人で。1億人もの人々がテレビで視聴するといわれているコンサートで、何を歌うか決まってないと言います。
「秘密だよ。僕にとっても。だから楽しみなんだ」とモートンはくすくす笑います。
「新曲からの選曲になるよ」と付け加えました。
モートンが歌うことは、ノーベル賞協会にとっても新しいニュースです。これを書いている現在、ノルウェー語のオフィシャルサイトにはまだ記載されていません。
モートンは、視聴者の人数が多いことはあまり気にしていないようです。
「むしろ、TVのソファの前に小さなグループが座っているところを想像するんだ。TV用の時は、個人か、小さなグループに向かって演奏する感じだよ。それが一番健康的なやり方だとわかったんだ」と48歳の彼は語ります。
あまり変わらない
今日のソロのモートンと、12年前のソロのモートンでは何か変化はありますか?
「自分に対してもっとはっきりしているところかな。それ以外、僕はそれほど変わってないよ。音楽の特徴ははっきりしている。でもそれは、a-haの特徴とは違っている。僕の音楽は、別のところからきているんだ。僕は目立ってしまうようだけど、それは故意にやっているわけではないんだ。そういうものなんだよ。」
a-haはこれからも存続しますか?
「するよ。まあ見ててよ…今現在は、ソロに集中しているんだ」とモートンは答えました。
a-haの可能性
モートンは、a-haはまだ続くと説明しました。
「実際に可能性があってエキサイティングだよ。まだやり遂げたわけではないんだ」とモートン。
子供たちとたくさん過ごしたい
4人の子供の父親として、どのように時間をやりくりしているのか、という質問にはこんな風に答えてくれました。
「それは僕の人生なんだ。僕が望むより、時間がないこともある。でも、子供たちとはできるだけ一緒にすごすことにしている。僕よりも子供と過ごす時間が少ない人は多いと思うよ。」
穴だらけのジーンズ
モートンはいまだに、穴の開いたジーンズをはいています。
「そう、重労働なんだ!」1983年にa-haの成功とともに、穴の開いたジーンズを世に広めた本人は、笑いました。
VG Nettが、イメージはどのくらい重要かときいたところで、マネージャーが、取材時間が過ぎたと中断してきました。
「服や、スタイルのことについては、次のインタビューで話そう。2000年後にね」とモートンは笑います。
ジーンズの将来について語るより、どうやって体型を維持しているのかききたくない人はいないでしょう。
「僕が体型を維持できているのは、みんなの言葉があるからだよ。」金曜日にTV2放送の「Idol」で『Movies』を歌うポップ・アイコンの言葉にしては、ずいぶん控えめに聞こえます。今週、モートンは、a-haの曲を歌う出場者全員に、歌の個人レッスンをします。
金曜日の午前8時、VG Nettにて、モートン・ハルケットの新曲、『Movies』のワールド・プレミアを聞きましょう。
古い曲に新しいタイトル
アルバム『Letter From Egypt』は、来年の初めにリリースされます。今週金曜日にリリースされる『Movies』は、モートン自身が書いた曲ではありません。「Locomotives」というバンドが書いた古い曲です。モートンは、彼らに前ソロアルバム『Wild Seed』をリリースする前に出会ったといいます。
「ニューアルバムのほとんどの曲とは違って、この曲は僕が育てた曲ではないんだ。そういう意味では、少し変わったオープニングになるかもしれない」とモートンはVG Nettに説明しました。
「この曲はもともと『My Woman』というタイトルだったと思う。そして、特に印象的だったんだ。個人的に刺激を受けた。この曲を聴いたあとに、家に帰って『Christmas Card』を書き上げたんだ。」モートンは、『Wild Seed』に収録されている曲について語りました。
「Locomotivesが、僕に『Christmas Card』を書くきっかけをくれたともいえる。無謀な気持ちになって「僕の曲が欲しい」と思ったんだ。」とモートンは言います。
やる必要があった
モートンは去年からソロアルバム製作に集中し始めました。そのときもLocomotivesの曲のことを考えていたそうです。
「やる必要があったんだ。」とモートンは説明します。なぜ、前作から、今までこれだけ時間がかかったのかわからないと説明しました。
「そう、不思議に感じるかもしれないね?僕にもわからない。理由はたくさんあるよ。ビジネスがだめになった。国際的な契約から手を引かれ、しばらくやらないことにしたんだ。だけど、2、3年前、レコード会社から新しいオファーがあった。当時も準備はできていたんだけど、あの時は、a-haで忙しかったからね」とモートン。
予期せぬ再結成
1998年に、ノーベル平和賞祈念コンサートのまとめ役が、スーパー・グループの再結成の話をもちかけたときに、すべては始まりました。
「それまで、僕は、a-haがいずれ再結成するという確信がもてなかった。僕らのうち誰もね。だけど、ノーベル平和賞コンサートで、観客からまったく期待しないほどの反応をもらえたんだ」とモートン。
単独でノーベル平和賞コンサートのステージへ
今、モートンは、ノーベル平和賞記念コンサートのステージへあがる準備ができましたー今回は一人で。1億人もの人々がテレビで視聴するといわれているコンサートで、何を歌うか決まってないと言います。
「秘密だよ。僕にとっても。だから楽しみなんだ」とモートンはくすくす笑います。
「新曲からの選曲になるよ」と付け加えました。
モートンが歌うことは、ノーベル賞協会にとっても新しいニュースです。これを書いている現在、ノルウェー語のオフィシャルサイトにはまだ記載されていません。
モートンは、視聴者の人数が多いことはあまり気にしていないようです。
「むしろ、TVのソファの前に小さなグループが座っているところを想像するんだ。TV用の時は、個人か、小さなグループに向かって演奏する感じだよ。それが一番健康的なやり方だとわかったんだ」と48歳の彼は語ります。
あまり変わらない
今日のソロのモートンと、12年前のソロのモートンでは何か変化はありますか?
「自分に対してもっとはっきりしているところかな。それ以外、僕はそれほど変わってないよ。音楽の特徴ははっきりしている。でもそれは、a-haの特徴とは違っている。僕の音楽は、別のところからきているんだ。僕は目立ってしまうようだけど、それは故意にやっているわけではないんだ。そういうものなんだよ。」
a-haはこれからも存続しますか?
「するよ。まあ見ててよ…今現在は、ソロに集中しているんだ」とモートンは答えました。
a-haの可能性
モートンは、a-haはまだ続くと説明しました。
「実際に可能性があってエキサイティングだよ。まだやり遂げたわけではないんだ」とモートン。
子供たちとたくさん過ごしたい
4人の子供の父親として、どのように時間をやりくりしているのか、という質問にはこんな風に答えてくれました。
「それは僕の人生なんだ。僕が望むより、時間がないこともある。でも、子供たちとはできるだけ一緒にすごすことにしている。僕よりも子供と過ごす時間が少ない人は多いと思うよ。」
穴だらけのジーンズ
モートンはいまだに、穴の開いたジーンズをはいています。
「そう、重労働なんだ!」1983年にa-haの成功とともに、穴の開いたジーンズを世に広めた本人は、笑いました。
VG Nettが、イメージはどのくらい重要かときいたところで、マネージャーが、取材時間が過ぎたと中断してきました。
「服や、スタイルのことについては、次のインタビューで話そう。2000年後にね」とモートンは笑います。
ジーンズの将来について語るより、どうやって体型を維持しているのかききたくない人はいないでしょう。
「僕が体型を維持できているのは、みんなの言葉があるからだよ。」金曜日にTV2放送の「Idol」で『Movies』を歌うポップ・アイコンの言葉にしては、ずいぶん控えめに聞こえます。今週、モートンは、a-haの曲を歌う出場者全員に、歌の個人レッスンをします。
金曜日の午前8時、VG Nettにて、モートン・ハルケットの新曲、『Movies』のワールド・プレミアを聞きましょう。
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2007-11-16
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ノルウェー-新聞(VG)- 21/10/07
訳:みこ (英訳:Jakob Sekse)
「a-haに100%の誇りを持っている」
…けれど、モートン・ハルケットは自分一人で戦いたい
インタビュー:ステイン・オストボー(VG)
オスロ/ロンドン(VG紙):最初のソロアルバムから12年ぶりに、モートン・ハルケットはa-haの仲間たちとの間で継続中の戦いを自ら休戦し、ただ一人の人間との創造性の戦いへと向かうことにした—彼自身との戦いへ。
「僕の経験から言えることは、あらゆる創造性というものは、秩序と混沌の間のバランスを取ること、つまり、物事がバラバラになりはじめるその一点をみつけ、そこから物事を創り出すことができるようになることなんだ。僕は今、ソロアーティストとしてそういう状態にいるけれど、このメカニズムはバンドにとっても当てはまるんだ」と、ハルケットはVG紙との独占インタビューで語った。
彼は今、ただ一人で創造性との戦いへと立ち向かおうとしている。彼はa-haの中では、ポール・ワークター=サヴォイやマグネ・フルホルメンとの戦いも継続中だ。そう彼は言っている。
「もちろん、僕たちは戦争の真っ只中にいるんだよ! だからこそ僕たちはここまでやって来れた。でもメディアは、実際に何が起きているかに興味があるわけじゃないんだろう」と、彼は言う。
モートン・ハルケットの新しいソロシングルは、数週間内にもリリースされる。アルバムは来年早々にもリリース予定だ。a-haがバンドとしての活動を停止中なのは、バンドメンバー内に対立があるからだと、ノルウェーのメディアは執拗に報じているという話になると、彼はそれは違うと、首を横に振った。
「的外れだね。いつも仲違いをしているかのように言われるけれど、それはまったく的外れだ。a-haな仲良しクラブじゃないんだ。でも、だからと言って、僕たちが友人どうしではないという意味にはならないよ!理解しあうのに、お互いの膝の上に座って語り合ったりする必要がないだけだ。」
a-haのアルバムがリリースされる前には、必ずと言っていいほど、バンド内で対立があるとメディアが騒ぎ立てるが、その対立はただ単に、どんな創造的プロセスにとっても必要な、意見の対立に過ぎないのにと、彼は言う。
「バンドの中には、強力だけれどバラバラな考え方がたくさんある。そこがa-haの弱みなんだ。僕たちの可能性も、三人全員の意見が一致したものだけに限られてしまう。僕たちは何かが生まれ出るように磨きをかけているけれど、その何かはまだ全然顔を出していないんだ」と、モートン・ハルケットは言う。
「a-ha内での力関係は、厳しく、先鋭で、強烈なこともあれば、死ぬほど退屈なものだったり、相手を圧倒するものだったり、時には受身のものだったりと、いろいろだ。しかし、絶対に無くてはならないものなんだ。a-haが僕たち3人から成り立っているのは、単なる偶然ではない。アーティストなら誰でも、感情の高ぶった強烈な状態を経験し、そこから何もかもがバラバラになるカオスの地点を追い求めるものなんだ。全ての可能性を完全にいかすことができる何かを創り出すためにね。」
a-haはまだその地点に到っていないと?
「まだ到っていない。でも、いつかはたどり着けると信じるだけの理由はあるよ!」
それはa-haのどのアルバムにも100%満足はしていないということ?
「3人とも100%の満足などしていない。でも僕はバンドと僕たちが成し遂げてきたことを100%誇りに思っている。それに僕たちはまだまだ発展の過程にあるんだ。先行きは簡単ではないけれど、簡単であるべきでもないよね」と、ハルケットは笑顔で語る。
誇りにみちたハルケット
ソロデビュー作品『Wild Seed』から12年、彼はまもなくリリースされるアルバム『Letter from Egypt』に加え、最低でもあと2枚はアルバムを出せるくらいの数の曲を書き溜めている。新しいアルバムは『Wild Seed』と同じように、海外でもリリース予定だ。
「僕は『Wild Seed』を誇りに思っている。このアルバムはもともとは非常に挑発的なテーマを扱ったものだった。とりわけ『Gospel from a Heathen』という曲のせいでね。結局はこの曲はアルバムに収録しないことになった。ワーナー内で、ナーバスな反応があったからだ。僕自身が体感していたことだが、世界各国のワーナーミュージックが分裂しそうな危険信号があった。だからアルバムがダメになってしまうかもしれないと理解して、それで引っ込めたんだ。僕はちょうどメキシコに行ったばっかりのときで、反応も非常に良くて、南米ではワーナーは力を入れてプロモーションすることになっていたけれど、その道はたどりたくないと思ったんだ」と、48歳のモートンは語る。
すでに1998年に、、モートン・ハルケットは『Wild Seed』に続く英語作品の用意を進めていた。ノーベル賞記念コンサートのプロデューサー、オッド・アルヴィ・ストロームスタが、4年ぶりにa-haとしてのパフォーマンスを行うようにa-haを説き伏せるまでは。
「実際に僕たちは、自分たちのプロジェクトで忙しかったんだよ。だからa-haの活動を再開する理由はなかった。ある意味、活動再開するように騙されちゃったんだね」と、ハルケットは笑顔で言う。
「オーディエンスからの反応はまったく想像以上のものだった—本当に温かくて、まるでこちらに手をふれようと近寄ってくるみたいなものがあった。僕たちへの敬意があった。それから突然にマグネが、ニューヨークのポールのところへ行って、なにやらゴソゴソとデモを作り始めた。それが始まりだったんだ。僕たち三人がそれぞれ良い雰囲気で顔を合わせたら、僕も自分ができることで貢献しないのは間違いだろう。それで、僕は心から喜んでa-haに献身することに決めたんだ。それが突然、新たな8年間になったというわけなんだ。」
今回はUniversal Musicから国際的にリリースされる新しいソロアルバムを前に、彼は体の中がウズウズするという。
「まるでこれまでの12年間、修道院にでも篭っていたみたいな気分だよ。また再び光の下に足を踏み出して、昔やっていたことを再開する、そんな時なんだ。」
ノルウェーの曲
モートン・ハルケットのニューアルバムからのファーストシングルは、おそらくノルウェーのバンドLocomotivesの曲のカバーバージョンになるだろう。
その曲はもともと『My Woman』というタイトルで、Locomotivesの1999年のアルバム『Albert』に収録された曲である。モートンが一部を書き直したバージョンは、『Movies』というタイトルになる予定だ。モートンは90年代初めにトロンハイムの街中で、Locomotivesと偶然に出会った。
「彼らが顔中に"dreams"とペイントしてたのにはビックリさせられたよ。彼らは熱意とエネルギーにあふれていた。『My Woman』は彼らが僕に演奏して聞かせてくれた曲のひとつで、僕はまるで僕のための曲みたいだと思ったんだ」と、ハルケットは言う。
その直後に、Locomotivesが演奏してくれた曲への返答として、ある曲を書いた。
そうして生まれたのが、モートンの1995年のアルバム『Wild Seed』からの大ヒットシングル、『A Kind of Christmas Card』だったのである。
写真の説明(1)
「僕が興味のあるのは、一時的な感情を超えた刺激を与えることのできるポップミュージックを作ること。ポップ・ミュージックの難しさはそこにあるんだ」と、ソロ活動を再開するモートン・ハルケットは言う。先週彼はロンドンでカメラマンのジム・リーと会い、『Letter from Egypt』に関連した写真撮影を行った。アルバムは来年初めにリ リース予定。
写真の説明(2)
「アルバムは『Letter from the Future (未来からの手紙)』になったかもしれないんだよね」とモートン・ハルケットは『Letter from Egypt』について語る。彼は、ロンドンでのフォトセッションの直前、Adam de Cruzにメークアップをしてもらっているところ。
モートン・ハルケットの新しいソロシングルは、数週間内にもリリースされる。アルバムは来年早々にもリリース予定だ。a-haがバンドとしての活動を停止中なのは、バンドメンバー内に対立があるからだと、ノルウェーのメディアは執拗に報じているという話になると、彼はそれは違うと、首を横に振った。
「的外れだね。いつも仲違いをしているかのように言われるけれど、それはまったく的外れだ。a-haな仲良しクラブじゃないんだ。でも、だからと言って、僕たちが友人どうしではないという意味にはならないよ!理解しあうのに、お互いの膝の上に座って語り合ったりする必要がないだけだ。」
a-haのアルバムがリリースされる前には、必ずと言っていいほど、バンド内で対立があるとメディアが騒ぎ立てるが、その対立はただ単に、どんな創造的プロセスにとっても必要な、意見の対立に過ぎないのにと、彼は言う。
「バンドの中には、強力だけれどバラバラな考え方がたくさんある。そこがa-haの弱みなんだ。僕たちの可能性も、三人全員の意見が一致したものだけに限られてしまう。僕たちは何かが生まれ出るように磨きをかけているけれど、その何かはまだ全然顔を出していないんだ」と、モートン・ハルケットは言う。
「a-ha内での力関係は、厳しく、先鋭で、強烈なこともあれば、死ぬほど退屈なものだったり、相手を圧倒するものだったり、時には受身のものだったりと、いろいろだ。しかし、絶対に無くてはならないものなんだ。a-haが僕たち3人から成り立っているのは、単なる偶然ではない。アーティストなら誰でも、感情の高ぶった強烈な状態を経験し、そこから何もかもがバラバラになるカオスの地点を追い求めるものなんだ。全ての可能性を完全にいかすことができる何かを創り出すためにね。」
a-haはまだその地点に到っていないと?
「まだ到っていない。でも、いつかはたどり着けると信じるだけの理由はあるよ!」
それはa-haのどのアルバムにも100%満足はしていないということ?
「3人とも100%の満足などしていない。でも僕はバンドと僕たちが成し遂げてきたことを100%誇りに思っている。それに僕たちはまだまだ発展の過程にあるんだ。先行きは簡単ではないけれど、簡単であるべきでもないよね」と、ハルケットは笑顔で語る。
誇りにみちたハルケット
ソロデビュー作品『Wild Seed』から12年、彼はまもなくリリースされるアルバム『Letter from Egypt』に加え、最低でもあと2枚はアルバムを出せるくらいの数の曲を書き溜めている。新しいアルバムは『Wild Seed』と同じように、海外でもリリース予定だ。
「僕は『Wild Seed』を誇りに思っている。このアルバムはもともとは非常に挑発的なテーマを扱ったものだった。とりわけ『Gospel from a Heathen』という曲のせいでね。結局はこの曲はアルバムに収録しないことになった。ワーナー内で、ナーバスな反応があったからだ。僕自身が体感していたことだが、世界各国のワーナーミュージックが分裂しそうな危険信号があった。だからアルバムがダメになってしまうかもしれないと理解して、それで引っ込めたんだ。僕はちょうどメキシコに行ったばっかりのときで、反応も非常に良くて、南米ではワーナーは力を入れてプロモーションすることになっていたけれど、その道はたどりたくないと思ったんだ」と、48歳のモートンは語る。
すでに1998年に、、モートン・ハルケットは『Wild Seed』に続く英語作品の用意を進めていた。ノーベル賞記念コンサートのプロデューサー、オッド・アルヴィ・ストロームスタが、4年ぶりにa-haとしてのパフォーマンスを行うようにa-haを説き伏せるまでは。
「実際に僕たちは、自分たちのプロジェクトで忙しかったんだよ。だからa-haの活動を再開する理由はなかった。ある意味、活動再開するように騙されちゃったんだね」と、ハルケットは笑顔で言う。
「オーディエンスからの反応はまったく想像以上のものだった—本当に温かくて、まるでこちらに手をふれようと近寄ってくるみたいなものがあった。僕たちへの敬意があった。それから突然にマグネが、ニューヨークのポールのところへ行って、なにやらゴソゴソとデモを作り始めた。それが始まりだったんだ。僕たち三人がそれぞれ良い雰囲気で顔を合わせたら、僕も自分ができることで貢献しないのは間違いだろう。それで、僕は心から喜んでa-haに献身することに決めたんだ。それが突然、新たな8年間になったというわけなんだ。」
今回はUniversal Musicから国際的にリリースされる新しいソロアルバムを前に、彼は体の中がウズウズするという。
「まるでこれまでの12年間、修道院にでも篭っていたみたいな気分だよ。また再び光の下に足を踏み出して、昔やっていたことを再開する、そんな時なんだ。」
ノルウェーの曲
モートン・ハルケットのニューアルバムからのファーストシングルは、おそらくノルウェーのバンドLocomotivesの曲のカバーバージョンになるだろう。
その曲はもともと『My Woman』というタイトルで、Locomotivesの1999年のアルバム『Albert』に収録された曲である。モートンが一部を書き直したバージョンは、『Movies』というタイトルになる予定だ。モートンは90年代初めにトロンハイムの街中で、Locomotivesと偶然に出会った。
「彼らが顔中に"dreams"とペイントしてたのにはビックリさせられたよ。彼らは熱意とエネルギーにあふれていた。『My Woman』は彼らが僕に演奏して聞かせてくれた曲のひとつで、僕はまるで僕のための曲みたいだと思ったんだ」と、ハルケットは言う。
その直後に、Locomotivesが演奏してくれた曲への返答として、ある曲を書いた。
そうして生まれたのが、モートンの1995年のアルバム『Wild Seed』からの大ヒットシングル、『A Kind of Christmas Card』だったのである。
写真の説明(1)
「僕が興味のあるのは、一時的な感情を超えた刺激を与えることのできるポップミュージックを作ること。ポップ・ミュージックの難しさはそこにあるんだ」と、ソロ活動を再開するモートン・ハルケットは言う。先週彼はロンドンでカメラマンのジム・リーと会い、『Letter from Egypt』に関連した写真撮影を行った。アルバムは来年初めにリ リース予定。
写真の説明(2)
「アルバムは『Letter from the Future (未来からの手紙)』になったかもしれないんだよね」とモートン・ハルケットは『Letter from Egypt』について語る。彼は、ロンドンでのフォトセッションの直前、Adam de Cruzにメークアップをしてもらっているところ。
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2007-10-24
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