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[ INTERVIEW > 2000 ]

ドイツ-雑誌(Mucke und Mehr [music and more])- 16/04/00

英訳:Meike Beier 訳:Mayumi

ブロンディー、ユーリズミックスが戻ってきた。そしてティアーズ・フォー・フィアーズも再結成を計画中という。80年代の有名バンドがぞくぞくとカムバックしている。80年代にはどのパーティーでも彼らの曲をかかすことはできなかった。そして、a-haとして有名な、モートン・ハルケット、マグネ・フルホルメン、ポール・ワークター=サヴォイの3人もカムバック組の一員として復活した。
ノルウェー出身の3人組みは、1985年にファースト・シングル『Take On Me』で素晴らしいビデオとともにまたたくまにチャートのトップにのぼりつめた。そしてアメリカのヒットチャートすら制覇した。それに続いて発表されたアルバム『Hunting High And Low』から更に2枚のヒットシングルを輩出し、ドイツではゴールド、アメリカではプラチナレコードに輝いた。
1年後、『Scoundrel Days』がリリースされた。前作に劣らない素晴らしいアルバムである。『I've been losing you』はシングルチャートの上位を飾った。1987年に、ノルウェーの3人組みは、映画007シリーズの『リビング・デイライツ』の主題歌を担当するという名誉に浴した。これも成功した。そして3枚目のアルバム『Stay On These Roads』をリリースすると、3人の周辺はだんだん静かになり、音楽はシンセ・ポップからアコースティック楽器を使ったものへ変化していった。

4枚目のアルバム『East of the sun, west of the moon』では、アコースティック・サウンドへの移行が顕著になり、『Crying in the rain』はトップ10に入り、未だ音楽ファンがa-haに関心をよせていることを証明した。続いて1991年にベストアルバムの『Headlines and deadlines』がリリースされた。2年間のブレークの後、1993年にリリースされた『Memorial Beach』では、これまでの成功を維持することはかなわず、a-haはこのアルバムを最後に活動を停止してしまった。フロントマンのモートン・ハルケット(1995年に最初のソロアルバム『Wild Seed』を発表)、ポール(妻と一緒にSavoyを結成、1995年にアルバム『Mary is coming』を発表)、マグネ(絵画の製作に従事し、北京やパリで国際的に認められる)の3人は別々の道を歩むことになった。
そして2000年にa-haは再び戻ってきてくれた。これまで仲たがいして活動を停止したと語ったことはなく、活動を一時停止していただけだという。しかし、本気で再び3人からニューソングが届けられると信じていた人はいるだろうか?ニューアルバムのタイトルは『Minor earth, major sky』だ。少々単調な後半の3曲(『I wish I cared』『Barely hanging on』 『Company man』)以外は、本当に素晴らしい音楽で驚かせてくれた。以前発表されたアルバムよりも上出来といってよいアルバムである。特に『You' ll never get over me』 『Little black heart』『The sun never shone that day』そして素晴らしいシングル曲の『Summer moved on』はとても覚えやすい曲で、古いファンもきっと夢中になるだろう。まちがいなくカムバックは成功した。
しかし、3人が再び一緒にアルバムをレコーディングすることになったきっかけは何だったのだろうか?きっかけの一つは1998年にノーベル平和賞記念コンサートにa-haが招待されて、久しぶりに一緒にステージに立ったことだろう。バンドのメンバーにニューアルバムについて、そしてポップビジネスを長い間休んでいた時のこと、活動停止する以前について話をきいてみた。

:一緒に音楽活動をしていない間、お互いに連絡を取り合っていました?

モートン:あまり連絡は取り合っていなかった。僕らは15年間一緒にやってきて、その後は自分たちのプロジェクトに集中する時間が必要だったんだ。

:それでは何年も連絡を取らなかったのですか?

モートン:何を言いたいんだい?

マグネ:わざと連絡をしなかったわけではないよ。それに連絡がつかなくなっていたというわけでもない。

:そしてノーベル平和賞のセレモニーで、再結成したのですよね?

モートン:そうだね。だけどそれ以前もお互いを避けていたというわけではないんだ。マスコミは、僕らが長いこと連絡を取り合っていなかったと言うと、すぐにそういう風にでっちあげるんだよね。ネガティブな要素を入れようとする。僕らは自然に離れていただけなんだ。

:ノーベル平和賞のセレモニーで一緒にプレイしたことで、今回の再結成へ向けて大きな1歩を踏み出した、というわけですか?

ポール:まったくその通りだよ。また一緒にステージができて楽しかった。

マグネ:7000人か8000人を前に、大きな会場でプレイできてすごく良かった。以前は毎日のようにやっていたし、毎年そんな生活を繰り返していた。けれど、今はまったく新鮮に感じられるよ。

:どんな曲をプレイしました?

ポール:セレモニー出演のためにリハーサルした『Summer moved on』と『The sun always shines on TV』だよ。

:土曜日に『Wetten dass?』に出演予定ですね。わたしはヒットチャートの上位に入ると予想していますが、どう思います?

モートン:本当にそう思う?

:思いますよ。『Summer moved on』は素晴らしい曲です。

モートン:ありがとう。

:アルバムも好きですよ。ツアーの予定はありますか?

モートン:今はまだ計画できないんだ。世間で僕らのカムバックがどんな風に受けとめられるのか様子を見ている状態だからね。もちろんツアーはしたいよ。だけど、まだ計画するには早すぎる。

:本当に成功できるか疑問を感じているのですか?

モートン:推測だけではだめなんだよ。僕らは出来る限り良いアルバムを作ったつもりだし、成功に値すると思う。だけど、どうなるかわからないよ。

ポール:ファースト・トラックを終えたときに、初めてアルバムを作ろうと決めたんだ。アルバムを作ることが確実になってから1箇所に集まったわけじゃない。まずアルバムが本当にできるのか見極めたかったんだ。

モートン:レコーディングが始まった頃、みんな、どんなアルバムが出来あがるのかよくわからなかった。ただ集まってレコーディングを始めたんだ。今回のアルバムで、僕らの新しい一章が完結した。素晴らしいことだね。不思議なことに、時々a-haの活動を停止していたのはそんなに長い期間ではないような気がするんだ。ノーベル平和賞のステージでも同じことを感じた。一方、長いブレーク中にメンバーそれぞれが素晴らしいことや力になることを数多く体験している。本当にオーディエンスは僕らの音楽を聴きに来てくれるのか、今度の再結成がどうなるのかこれから面白くなっていくだろうね。

マグネ:アルバムができあがって、今の僕らに出来る限りのアルバムをリリースすることができるのはすごく嬉しい。だけど、次の作品ではもっと良いものを作れると思うんだ。僕らが製作したレコードはそれぞれ製作当時の僕らを映し出す鏡のようなものだよ。

モートン:アルバムを製作することは素晴らしいことだね。だけど、バンドにいて一番幸せを感じるのは、ステージに立って大勢の前でプレイする時だよ。だから当然僕らにはオーディエンスが必要なんだ。

マグネ:長い間自分たちのプロジェクトに集中していたのに、再び一緒に仕事をすることになったら、うまくいくだろうかと怖れたり、疑問も当然湧いてくる。だけど、一緒にやっていてすごく活気があったし、その結果アルバムは生き生きとしたものにしあがった。だからカムバックしたことは意味があったと思う。a-haの歴史の中で、ちっぽけな存在に終わらない素晴らしいアルバムを作りたいという野心がますます沸いてきたよ。これでツアーをすれば僕らのカムバックは確かに完璧だね。

:古くからのファンも両腕を広げてカムバックを歓迎するだろうし、アルバムを高く評価するファンは大勢いると思います。あなた方は仲たがいして別れたとは決して言いませんでしたね。まず自分のプロジェクトを優先してそれからニューアルバムをレコーディングするかもしれないと言い続けてきました。だから、カムバックはものすごく驚くようなことではないのかもしれません。今でもa-haのサウンドを保ちつづけていますよね。ダンスレコードでカムバックしたのだったら、カムバックに疑問を感じたと思います。

モートン:その通りだね。だけど、いつでもカムバックにはネガティブな要素もつきものなんだ。いつも実験的に新しいことにチャレンジして行きたい。ブレークの間にいろんなことからインスピレーションを受けてきたからね。僕らは7年間バカンスを楽しんでいたわけじゃないんだ。その間それぞれ違うプロジェクトに取り組んできた。ニューアルバムがa-haらしいというのは誉め言葉と受け取るよ。それともアルバムは古臭いという意味にもなるかな。

:いいえ、もちろん良い意味で言ったのです。ニューアルバムは『Hunting high and low』のサウンドに似ているわけではありませんが、曲の構成、メロディー、雰囲気ははっきりa-haだといえます。今回、モートンのボーカルは違う感じにレコーディングされているようですね。前よりピッチを高くしていませんか?ボーカルが以前と違うように聞こえるような気がするのですが。以前は高音部をもっと力強く歌っていたように思います。

モートン:それはプロダクションのやり方だよ。よくわからなけど、次のアルバムでは前と同じに聞こえるかもしれないし、まったく変わるかもしれないね。

マグネ:次のアルバムをレコーディングするとき、僕らがどんな薬を飲まさせるかによって変わるんじゃないかな。ボーカルはもっと音が高くなるかもね(笑)。どうなるかは曲によるよ。ボーカルをミキシングする時、その曲に一番合うやり方を見つけるためにいろいろテストしてみるんだよ。

モートン:最近はいろんなことを試せるし、どんな方向にも展開できるよ。スタジオの機器は昔とずいぶん変わったからね。

ポール:モートンは、歌詞や曲を書くことに携わるようになったから歌い方が変わったんじゃないかな。自分が作曲に関わると、もっと追求するようになるからね。ボーカルをどんなサウンドにするということではないよ。ボーカルは、曲のフィーリングを伝えたり、雰囲気を表現するものだからね。今では全員曲を書くようになった。だからモートンの歌声が昔のa-haの曲と違って聞こえるのだと思う。全員そのことには満足しているよ。

モートン:バンドで歌うより、ソロで歌うほうがずっと楽だよ。まったく別物なんだ。

:歌詞の面で、アルバムの中で一番大切な曲はどれでしょう?

マグネ:3通りの答えが返ってくると思うよ。今ではみんな曲を書くからさ。

モートン:いつも変わるんだ。特にお気に入りというのはないよ。僕は、アルバム全体をひとつの調和として感じるほうがいいな。

:活動停止する以前のアルバムを振り返って、一番好きなのはどのアルバムですか?わたしにとっては『Scoundrel Days』です。退屈だったりできが悪い曲は1曲もないからです。全曲とてもいいですね。

モートン:どの曲も最高の出来だよ。

マグネ:『Scoundrel Days』は特別なアルバムだと思う。ファーストアルバムの時は、ついにレコード会社と契約できたので興奮状態だった。プロダクションはすごくシンプルだったし、一番売れそうな曲ばかり選んで収録した。他にもたくさん曲を書いたし、僕らには大切なものだったけれど使われることはなかったんだ。『Scoundrel Days』の時は違った。a-haの違う面を表現したかったし、すごく活気があった。僕もこのアルバムには良い曲が沢山入っていると思う。プロダクションの面から見ると、もっと違うやり方でできたのにと思うけれど、それはいつも感じることだからね。僕にとってもお気に入りのアルバムのひとつだよ。

:今まででこれが最高だといえるコンサートはありますか?もしかするとリオ・デ・ジャネイロで行われたコンサートでしょうか?

モートン:あれが一番大きなコンサートだったね。フェスティバルに参加したんだけど、あの夜は僕らが主役だったんだ。

マグネ:毎晩、1組だけビッグなバンドが長時間プレイしたんだ。。その夜は僕らの番だった。南アメリカでは大掛かりなギグをたくさんやったよ。

:以前、a-haは素晴らしい大掛かりなビデオを製作することで知られていましたが、今回の『Summer Moved On』ではどうでしたか?

ポール:このビデオは違うよ。この曲は太陽の力について歌っている。だからビデオ・クリップはスペインのビーチで撮影したんだ。とても情緒があった。

マグネ:この曲は、世界は暗闇に包まれていて、太陽は1日のほんのわずかな時間しかでてこない、そしてみんな太陽がでてくるのを待ち焦がれているということについて歌っているんだ。このビデオは曲にとても合っているよ。僕らのカムバックビデオは、大掛かりなものにしたくなかったんだ。僕らの歴史を振り返って見ても、間違った方向に行きかねないからね。僕らの焦点は音楽だ。ビデオじゃない。以前の僕らにはビデオクリップはもっと重要だったけれどね。

:他のレコード会社と契約することを考えたことはありますか、それともWEAと再度契約することは決まっていたのですか?

マグネ:WEAは契約期間が過ぎるのを承認してくれたんだ。だからWEAと再び契約することは異存無かった。前と同じ人たちと仕事ができるし、いいことだよ。実際一緒に仕事をするのは会社とではなく、人間とするわけだからね。

:次のシングルはどの曲になるのでしょう?

モートン:何か提案ある?

:ありますよ。『Little black heart』 はとても良いですね。それから『You'll never
get over me』 でもいいかもしれません。最初の6曲はどれも良いです。わたしはa-haファンだったんですよ。だから思い入れがあります。

モートン:昔のファンがたくさん音楽業界で働いているのは、すごくラッキーなことかもね(笑)

:ブレーク中に何をしていたかきかせてください。マグネ、あなたは絵を描いて展覧会を開いているという記事を読んだ事があります。モートンとポールはそれぞれアルバムを製作していますね。モートンはソロ・アーティストとして、ポールはSavoyというバンドを組んで活動していますね。他のメンバーから、反応はありますか?

モートン:どんな反応が返ってきているかという意味?

:他のメンバーからあなたのレコードについて意見を聞いたことはありますか?

モートン:無いよ。意見を求めたことは無いし、僕らは普通そういうことはしないんだ。お互いをそっとしておくのさ。

マグネ:別に他のメンバーがやっていることにまったく興味がないというわけじゃないんだよ。僕はいつも他の2人がやっていることに注目している。

モートン:そうだね。マグネは僕のコンサートに来たことあるからね。

マグネ:そうだよ。モートンはそのお返しに僕の展覧会に来たよね。

モートン:北ノルウェーでギグをやったときに、マグネの展覧会に行ったんだよ。

マグネ:それで、僕はそのギグに行ったんだっけ。物物交換みたいだなぁ。お互いに
いくらお金を遣ったんだっけ?(笑)

:以前、映画『007リビングデイライツ』の主題歌を担当したことがありましたね。最新作の主題歌についてどう思いますか?

ポール:くだらなくなったよ。ジョン・バリーがサントラに関わらなくなってから、ますますひどくなったね。

モートン:だけど、いまだにすごいことだよね。

:主題歌の担当を依頼されることは、金銭的にすごいということですか、それとも名誉あるという意味ですか?

マグネ:僕らがやったときは、大変伝統的なことに参加できるのがすごく嬉しかった。(今回の主題歌を担当している)Garbageが同じように感じているかはわからないけどね。Garbageみたいなバンドが主題歌の担当に選ばれたのは驚きだったよ。彼らも僕らと同じ理由で、参加することにしたんじゃないかな。もっと人気を高めたいという理由でね。でも僕らはその点でしくじってしまったんだけどさ。

ポール:まったくだよ。僕らは、アメリカで『リビングデイライツ』のプレミアに出席しなかったんだ。それで彼らは僕らの曲をサントラからはずしてしまった。

モートン:そう、あれは大喧嘩だったよ。

ポール:僕らは、まずいことになるとわかっていて出席しなかったんだ。プレミアに出席するためには、日本のコンサートをキャンセルしなければならなかったからね。キャンセルすることは避けたかった。

モートン:あの007映画の連中は自分たちが一番偉いと思い込んでいるんだよ。僕らには日本でソールドアウトのツアーが控えているのに、「コンサートをキャンセルしろ」って言うんだからさ。彼らは、僕らをプレミアに出席させようとした。でも僕らは「出席できない」と断ったんだ。

マグネ:僕らは日本のファンの期待に応えることにしたんだ。

モートン:大勢の人がすでにチケットを買って僕らのライブを見たがっているのに、簡単にキャンセルするわけにはいかないよ。

ポール:だけど、レイキャビク(アイスランドの首都)でのプレミアには行ったんだよ(笑)あそこでは「こんにちは、僕らも出席します」「あんた達誰?」っていう感じだったけどさ。アイスランド人はブロッコリーを発明したんだよね。だから、007に関わることになったんだよ。

マグネ:ブロッコリーという言葉は彼らが作ったんだよね?

モートン:いや、名前は違うだろ。野菜を発明しただけだよ。

マグネ:アルバート・ブロッコリーっていうおじいちゃんが発明したって聞いたよ。本当かどうか確かめなかったけどさ。

モートン:それは違うけど、本当らしく聞こえるね。ブロッコリーはカリフラワーとセルリアック(=根用セロリ、カブ状の肥大根)をかけあわせたものだよ。

マグネ:セルリアックじゃなくて、アスパラガスだろ。

モートン:いったいどんなものができるのかいろいろ実験してみたんだよ。(全員笑う)

:もしアルバムがあまり売れなかったら…

モートン:おいおい…(木のテーブルを3回たたく)

:いや、成功するのは確かだと思いますよ。成功しなかったと仮定した場合、それでもバンドの活動は続けて行きますか?

マグネ:わからないなあ。

モートン:そういうことは推測しないんだ。

ポール:少なくともマスコミにとっては、僕らはいつだって負け犬だからね。とりあえず様子をみるよ。

:マグネ、絵を描く以外に音楽の製作もしていましたか?それとも音楽活動はずっと休んでいたのですか?

マグネ:常に音楽活動もしていたよ。ブレークの間、ノルウェーの映画プロジェクトで、サントラを製作した。個人的な意見として映画音楽は素晴らしいと思う。サントラをリリースして、200枚くらい売れたよ(笑)いまでは、コレクターズアイテムになっているだろうね。僕が全部買い占めちゃったからさ。だけど、今回一緒にアルバムを作ってから、いつか自分だけでまったく違うものを作りたいという欲求が強くなった。なんでそう思ったのかわからないんだけどね。

:ポールはSavoyとしてアルバムをリリースしていますよね?

ポール:うん。他のバンドのプロデュースもしたよ。そしてものすごくたくさん曲を書いた。

:モートン、2枚目のソロアルバムをリリースする予定はあったのですか?

モートン:うん、今でもその計画はあるよ。いっぱい曲を書き溜めたからね。もしかしたらそのうちの何曲かa-haのアルバムに収録されるかもしれないね。どうなるかな。

:マグネ、あなたの絵をCDのブックレットに載せたいと考えたことはあります?

マグネ:a-haはなんでも話し合える場なんだけど、a-haを利用して自分の絵を広めたいと思ったことは無いよ。CDのブックレットをデザインするのも面白いね。僕の絵が曲の雰囲気にぴったりだったらありえるかもしれない。わかんないよ。考えたことも無いし、他の2人からも言われたことがない。そうなるときが来たらそうなるんじゃないかな。

:あなたの絵はどんなスタイルですか?

マグネ:言葉で表すとしたら、表現主義だと思う。抽象画だよ。

:シングルが正式に発売される大分前からTVやラジオで『Summer Moved On』 が流れていましたが、それは、あなた方が決めたのですか、それともレーベルが決めたのでしょうか?

モートン:レーベルが決めたことさ。僕らは自分たちの仕事はしたけど、それはセールスに関する決定だからね。レーベルがそうしようと決めたんだ。

マグネ:どの曲をシングルにするかどうかも、レーベルに決めてもらっているんだ。僕らはアルバムでやるべきことは全てやったから、どの曲にも満足している。だからそういうことは製作現場に常に携わっていない人に決めてもらうほうがいいんだよ。レーベルの方が世間のことを良く知っているしね。もちろんファースト・シングルはとても重要だよ。特にこれだけ長いブレークの後だから、今の僕らをすごく表現する曲になる。そういう意味でも『Summer Moved On』 はとても良い選択だったよ。

:アルバムの曲はまったく新しい曲ばかりですか、それとも昔書いた曲も含まれているのでしょうか?

ポール:ほとんどの曲は新しく書き下ろしたものだよ。だけど、自然と僕ら個人のプロジェクトから発展した曲が多いね。それに昔書いたものあるからね。昔の曲を全部聴いて、修正してレコーディングしなおす価値がある曲はあるか確認してみた。今回書き下ろした曲でアルバムに入れなかったものもたくさんあるんだ。

:そういった曲は引き出しの奥にしまわれてしまうのですか、それともシングルCDのボーナストラックとして収録されるのでしょうか?

ポール:それは考えてみるよ。何曲かシングルCDに収録されるかもしれないね。

:『Summer Moved On』 のリミックスバージョンはありますか?

ポール:1曲あるよ。それからradio edit版と、アルバムに入っている『Barely hanging on』 だよ。

:そのリミックスはどんなスタイルですか?

ポール:リラックスした感じだよ。

:ダンスミックスは無いのですね。それは良かった。次のアルバムはもっと踊れるアルバムになると想像できます?

マグネ:想像できないよ。今はみんながダンスレコードを作っているだろ。僕らはやりたくないし、多分a-haらしくなくなってしまうよ。

:アルバムが成功したら、いつからツアーに出たいですか?それとも今年はどこかのフェスティバルに参加したいですか?

マグネ:ツアーは秋か冬にスタートすると思う。そうなったらいいね。

モートン:フェスティバルでプレイするかもしれない。だけど、僕らが出演を承諾できる前に出演者のリストが決まってしまうかもしれないね。

:インタビューに答えてくれてありがとうございました!

(転載許可確認済)

2000-05-10 | EDIT
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