A-HA.COM   BBS   Down Load Club   Mail Club   Guest book   Chat   Search
 
[ INTERVIEW > 2000 ]

ノルウェー-雑誌(Mann)- 06/00

a-ha再結成の理由の1つにお金のためというのはある?

ポール:少なくも僕にはない。たくさん売りたいという理由だけでアルバムを作るなら、もっと簡単に作れたと思う。「Minor Earth | Major Sky」の曲の多くは、余りラジオ向きじゃないし、リスナーに聞き込むコトを要求している。一方で、ラジオで既にかかっているような曲を作るのは、退屈だろうと思う。

マグス:僕はいつも脳の代わりに心に聞いて物事を決めるんだ。アートの世界で関係してる人の多くは、またa-haとして活動したいから個展を休止したいと言ったら、驚いていたよ。でもやりたいという気がしたんだ。

a-haが再結成しそうだとハッキリしたのはいつ頃?

マグス:1998年12月のノーベル平和賞のライブで、僕らはまだまだ求められていて、もう1度一緒に良い仕事が出来ると気付いた。でも僕は長い間確信が持てなかった。サウンドトラックの仕事や芸術家としての仕事の後で、2000年という年にポップミュージシャンとして何か貢献出来るという保証はなかったから。それに、またポップミュージシャンになるコトの見返りに何が得られるのか、僕には分からなかったし。

成功には驚いた?

マグス:今はまだ、a-haが世界を征服するかどうかは分からないよ。でも今までに僕らが受け取った反応はすごく良かった。僕らのアルバムが、ドイツであんなに早くたくさん売れるとは、思わなかったね。

ポール:世間は僕たちを恋しく思っていてくれたようで、それはもちろん素敵なコトだよ。

7年前にこのアルバムは作れたと思う?

マグス:絶対に無理。僕らがミュージシャンとしてすごく良くなっているからじゃなくて、自分たちが過去にしてきたコトを恐れることなく振り返れるようになったという意味でね。

以前のa-haを誇りに思う?

マグス:僕らがしてきたコトの多くは素晴らしいと思う。初期のアルバムを恥ずかしいと思う理由もない。

ポール:僕は聞くと赤面しちゃう曲が何曲かある。特にプロダクションのための、とても80年代サウンドなもの。でも、概ね曲自身には満足しているかな。何か奇妙なのもあるんだけど…特にアルバム「Stay on These Roads」から出した2曲のシングルとか。

昔のアルバムを今でも聞く?

ポール:いや、僕は今日どんな違ったコトをしようかと考え始めたばかりだし。どちらかと言えば、全曲新しいヴァージョンに作りかえたい。ラジオから流れている曲はやっぱり聞きたくない。

ノルウェーの批評家はカムバックに対して随分と好意的だったようだけど?

マグス:a-haのアルバムはどれも賛否両論だったよ。僕らを嫌いだと言ったり、好きだと言ったり、いろいろさ。

a-haのアルバムはこれからも作る?

ポール:どうかな。2枚アルバムを出す契約はあるけれど、今考えるコトじゃないし。プレッシャーとストレスに前は苦しめられたから、今は物事をもっと簡単に、自分たちのペースで処理しているんだ。

a-haに対して今はもっとリラックスした気分でいるというコト?

ポール:同時に他のコトをしているという意味では、とてもリラックスしているかな。ソングライターとしては、自分の曲がリリースされるのは大切なコトだし、今は曲を提供しているのは1バンドだけじゃないから。

マグス:僕らは今、全てのコトにもっと距離をもった感じでいると思う。それと、物事をどんな風にしたいか言いやすくなっている。

ニューアルバムの曲は、再結成を決めてから書かれたの?

マグス:ここ数年の間は、小さな破片が見えてきて、それがa-haの曲になったという感じ。でも完成した曲となったのは、ニューアルバムの仕事を始めた時かな。

ポール:曲を書き始めたのは、SAVOYの最後のアルバムを終えてからだよ。a-haの曲のいくつかは、実はSAVOYのアルバムをミキシングしている間に書かれたんだ。

ポールの中では、曲を書くときにSAVOYとa-haの明確な違いってあるの?

ポール:いや、ないよ。時々「これはa-haの曲だな」と思うけれど、別の時には「とてもSAVOY風なサウンドだな」と思うし。でもモートンが歌えば…それは結局a-haの曲になる。

a-haとSAVOYと、どちらかを選択しなければならないと感じるコトはある?

ポール:それはない。僕は両方のバンドに充分に曲を書いているし。

マグネ、あなたはサウンドトラックの仕事や芸術家としての仕事をしていたわけだけど、それは何かa-haに影響があった?

マグス:僕らが違う仕事をしていたという事実が、僕らの協力体制をより豊かにしてくれたと思う。農民のように、かわるがわる栽培するやり方が最高の結果を生むんだと信じている。

a-haに戻ることで、あなたの芸術家としての仕事はどうなるの?

マグス:どうやって時間を作ろうか、ちょっと心配なんだ。とりわけ、ベルゲンで大きな装飾プロジェクトがあって、それをどうにかしなきゃいけないし、僕も続けたい。自分の時間をうまく使わないといけないね。

a-haは解散していたの?

マグス:公式に解散はしてない。でも僕は…他の2人もそうだと思うけど、またa-haとして一緒に仕事をすると思ったコトはなかった。

80年代を恋しいと思う?

ポール:とんでもない!80年代にブレイクしたってコトは、簡単には生きられないというレッテルをはられたようなものなんだよ。僕はセメントで出来た靴を履いているような気が時々した。振り返って考えるに、僕は多分、80年代の代わりに90年代にブレイクして欲しかったんだと思う。その方がずっと簡単だったろうし。僕らは長いこと、マンガのヒーローみたいに見られていた。肉や血で出来ている本物の人間としてじゃなくね。

マグス:80年代にポップ・ミュージシャンとしてブレイクするっていうのは…おそらく、その後芸術やサウンドトラックの仕事をしている僕には特にだけど、そうだな、背中に夜行性のリュックサックを背負って歩き回っているようなものさ。(※モートンは発熱のためインタビュー欠席でした)

2000-06-01 | EDIT
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.a-hafansiteinjapan.com/mt/mt-tb.cgi/2548