2000年11月09日のVG記事
大阪公演は糊付けされた漫画のように始まったが、最後はオーディエンスの暖かく、心からの求愛で終わった
コンサート:a-ha(他Sven Lindvall、Per Lindvall、Christer Karlsson、そしてAnneli Drecker)
場所:厚生年金ホール、大阪、日本
ツアースケジュール:福岡(9)、広島(11)、東京(13と14)、仙台(16)、静岡(18)、ドイツ・ツアーの開始ハンブルク(24)
オーディエンス:2300
評価:6点満点で5点
6年振りにa-haが最初のコンサートをした時、彼らは無意識に『Take On Me』から自分たちの革新的なビデオのアイデアをコピーした。そんな長いブレイクの後では、緊張するのは当たり前のコトだ。昨晩、a-haはとても緊張していた。
サウンド導師Sven Perssonは、サウンドを調整するために最初の数曲を使い、その間マグネ、モートン、ポールはあがるのを落ち着けようとした。熱狂的な日本のオーディエンスが既に最初の和音から立ち上がり、1時間40分という長いコンサートを立ち続けていたにも関わらず、彼らはガチガチで躊躇っているように聞こえた。
しかし、ちょうど『Take On Me』のビデオのように、彼らは閉じこめられた漫画の世界から、現実の世界へとまんまと踏み出した。ヴォーカリストAnneli Dreckerがはっきりと姿を現したのは『Mary Ellen Makes The Moment Count』の曲の間である。突然、a-haは再び輝き始めた。ポールはいくらかRadioheadのような表現で演奏し、モートンとAnneliはすぐに正しいデュエット化学を見付けた。
そこから最後まで、コンサートは大成功、a-haの洗練された現代的なサウンドと、80年代のクラシックで覚えやすいポップソングが完ぺきなバランスを取っていた。
『Minor Earth | Major Sky』からの曲が、よりラフなライブ表現時に成長するのは間違いない、対照的にアルバム上では生き生きとした曲が生産段階でしっかり梱包されすぎている。2000年のa-haコンサートは、ヒステリックなファンが大騒ぎするポップショーではないが、むしろ15年前、a-haが『Hunting High and Low』でデビューして以来ずっと提供しているクラシックな曲を真珠の首飾りにしてお祝いしているかのようだ。
デュエット
『Stay On These Roads』は、モートンとAnneliのデュエットによる美しいアコースティック・ヴァージョンでプレイされた。一方で『The Sun Always Shines On TV』と『The Living Daylights』は、今月の終わりにドイツのファンを沸騰させるであろうサンダーリング・スタジアム・ヴァージョンだ。
a-haは1994年のSt. Petersburg以来、一緒にライブプレイをしていないので、このジャパン・ツアーが事実上のお試し期間であるコトは間違いない。
彼らはそれを隠そうとはしない、ドイツでの11月のツアー、現在彼らのメイン市場であり、最も大切なものだ。この観点から、日本での「シークレット・スタート」は十二分に有望で、反応も圧倒的だった。彼らは日本でまだ忘れられてはいない。
おそらく革のズボンとボタンを外したシャツのモートン・ハルケットが、もっとも感銘を与えた。彼の声は高く低く、広くさらに広く、a-haの絶頂以来その質を少しも落としていない。ステージでのバンドのコミュニケーションも良い。モートンとマグスの2人はオーディエンスに冗談を言い、ポールは顔からにやにや笑いを拭うことが出来ない。
「僕たちは長いブレイクを取っていた」とモートン・ハルケットは熱心で熱狂的な日本のオーディエンスに謝罪する。
しかしそのブレイクは価値のあるものだったと、私たちは結論する。
演奏した曲:
Minor Earth, Major Sky/The Sun Never Shone/That Day/Little Black Heart/I've Been Losing You/Manhattan Skyline/Thought That It Was You/Cry Wolf/Mary Ellen Makes The Moment Count/I Wish I Cared/Stay On These Roads/Crying In The Rain/You'll Never Get Over Me/Velvet/The Sun Always Shine On TV/The Living Daylights/Hunting High And Low/Summer Moved On/Take On Me/Dark Is The Night For All
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