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10月

EMI ノルウェーに、SAVOYの新譜リリースパーティの写真が掲載されました。こちらの「her!」をクリックをすると、スライドショーになっています。SAVOYメンバーの他、モートン・ハルケットやアンネリ・ドレッカーの顔も見えます。(10/10/01)

SAVOYの最新CD『Reasons to Stay Indoors』が10月8日、ノルウェーでリリースされました。SAVOYは新譜に関して比較的良い評価を得ていて、各新聞上では6点中4、5点取っています。さらなるレビューも追加予定です。From a-ha.com(09/10/01)

10月8日月曜日、Nettavisenでのエレクトロニック・インタビュー・セッションが行われました。全インタビューはこちらに掲載されています。ポールとローレンは、ドイツ、オーストラリア、アルゼンチン、オランダ、ノルウェーのファンからの質問に答えました。

インタビュー内容は追って当サイトで掲載予定です。(09/10/01)

10月7日、Panoramaに3人のインタビューが載りました。また同サイトのアルバム評価では、5/6を得ています。(08/10/01)

EMI ノルウェーによると、『You Won’t Come To The Party』はノルウェーのヒット40シングルチャートで最高12位までいきました。ラジオシングルのみのリリースであることを考えると、これはとても良い結果です。この曲は現在、P4、NRK P3、Radio 102でAリスト、Radio 1 (オスロ、ベルゲン、スタバンゲル)とNRK P1でBリストになっています。From Savoy Central(07/10/01)

10月6日、Nettavisenによると、月曜午後1時にwww.nettavisen.noでSAVOYオンラインがあるそうで、同ページで質問を募集しています。「SEND INN SPORSMAL HER」をクリックし、左上に名前、右上に住んでいる場所、左下にメールアドレス、右下にタイトル、一番大きいフィールドが質問内容です。ローレンの母国語が英語のため、英語での質問でもOKだそうです。(06/10/01)

10月6日、AftenpostenにJan Kjaerstadとポール、ローレンのインタビューが載りました。(06/10/01)

Aftenposten/Oslopulsでは現在、「Paramount」「Reasons to Stay Indoors」「The One That Got Away」の3曲をちょっとずつ聞くことができます。(06/10/01)

10月3日、adressa.noにインタビューが載りました。続々と出てますね。(04/10/01)

10月3日、Nettavisenに3人のインタビューが載りました。(03/10/01)

新譜批評が次々とノルウェー紙上に載っています。Dagbladetでは4/6、Adressaでも4/6、Aftenposten/Oslopulsでも4/6です。Dagsavisenにも批評が載っています。(03/10/01)

オスロに戻った後、ポールとローレンはDagbladetのインタビューを受けました。

Dagbladetによれば、ポールとローレンはオスロの静閑な地域の一つにあるセカンド・ハウスで現在安全な生活を送っています。12ブロック先でテロリストがワールド・トレード・センターを攻撃しているのを、マンハッタンの自分のアパートから目撃したという怖ろしい経験とは打って変わった生活です。

「爆発音を聞いた。近所をいつも巡回しているゴミ収集の人かと思った。でも外を見たら、ワールド・トレード・センターが燃えていたんだ」とポールは思い出します。ローレンが2歳のオーギーを見ている間、彼は食べ物とガスマスクを求めて走り出ました。

爆心地にとても近いところにいるということで、2人は疲れ果て、精神的にも消耗したと言います。「オーギーに何かあったらと思うととても怖くて。だからこのことについて話すのはまだ難しいわ」とローレンが説明し、ポールがこう付け加えました。「2週間経ってもまだゴムの燃える臭いがするんだ」

「ポールはとても我慢強かったの」とローレンは思い出します。「『ニューヨークにいよう、大丈夫だ』って言ったのよ。私は全てが怖ろしくて思えて、とにかく逃げ出したかった。ひどい喧嘩をしたわ。離婚はしなかったけれど、近いものがあったわね」と彼女はウィンクして笑いました。

SAVOYはその数日後、オスロのヒットアワードに出演する予定でしたが、飛行事情の混乱によりキャンセルしなくてはなりませんでした。「あの週に飛行機に乗るなんて、例え百万ドルくれると言われてもお断りよ」とローレンは言いました。

SAVOYの4thアルバム、『Reasons to Stay Indoors』は数日で発売予定です。前のアルバム『Mountains of Time』はノルウェーでリリースして絶賛され、5万枚を売り上げました。From a-ha.com(01/10/01)

9月29日付けDagbladetのポール+ローレンのインタビューによると、2人はマンハッタンの家から世界貿易センターへのテロ攻撃を見ました。酷い経験だったそうです。爆発の後、ポールはガスマスクと食料を入手するためにアパートから走り出ました。どうするかで2人はひどい言い合いになりました。ポールはマンハッタンに留まるべきだと言い、ローレンはすぐに離れるべきだと言いました。ほとんど離婚しそうなほどだったそうです。(30/09/01)

限定盤ボーナスCDの収録曲名が分かりました。
1. You should have Told me (acoustic version)
2. I Would not Change a Thing (acoustic version)
3. Totally Hide
4. Once upon a Year (acoustic version)
5. d.a.r. (instrumental)

ジャケットとCDブックレットの映像は、こちらに載っています。From a-ha.com(28/09/01)

VG評によると、SAVOYの新譜『Reasons to stay indoors』は4ポイント。「全てがクリーン過ぎ、アルバムの全トラックが同じリズムで、その結果多少つまらない感じがする」本当にそうかは、自分の耳で聞いて判断…。From H+D ML(28/09/01)

EMI Norskでは、SAVOY新譜に合わせてニュースが充実し、ちょっとしたフラッシュによる宣伝ページ?も作られています。いろいろ見ると面白いです。(26/09/01)

新譜収録曲名が分かりました。
1. Reasons to Stay Indoors
2. You Won’t Come to the Party
3. Face
4. Half of the Time
5. Once Upon a Year
6. The Fear List
7. I Would Not Change a Thing
8. Paramount
9. The One That Got Away
10. Against the Sun
11. Five Million Years
12. Overgrown
(19/09/01)

Akers Micにて、SAVOY新譜のプレ・オーダーが始まりました。2枚組みの限定盤で、2枚目のCDには5曲のボーナス・トラックが収録されています。また、ポールがインタビューで、新譜をa-ha.com経由で買えるようにすると答えていたので、焦ってAkers Micでオーダーせず、少し待って様子を見るのも良いかもしれません。(16/09/01)

SAVOYはヒットアワードでの演奏をキャンセルせざるを得ませんでした:

ポールとローレンはNYシティで無事だという確認が取れました。先日マンハッタンの世界貿易センターが大規模なテロ行為により破壊され、テレビの生放送はマンハッタン全体が混乱の渦に巻き込まれているようだというレポートしていました。

ポール、ローレンとオーギーはマンハッタンに位置するアパートに住んでいますが、たった今テロによる身体的な影響も被害もないと確認しました。昨日の朝、災害が起こった時、彼らはアパートの中にいました。ポールは両親に電話をし、今のところポールもローレンもオーギーも無事だと報告しました。

ポールと家族は今晩オスロ行きの飛行機に乗る予定のようでした。SAVOYはヒットアワードのライブで、新譜『Reasons to Stay Indoors』から1曲を演奏する予定でした。このショーはOslo Spektrumにて9月15日に開催されます。全ての飛行機がキャンセルされているアメリカの厳戒態勢により、SAVOYはヒットアワードへの出演を取りやめなければなりません。From a-ha.com(12/09/01)

ついにa-ha.comでSAVOYの1stシングル『You won’t come to the party』のラジオミックスが配信になりました。MP3、ステレオ、128Kbitで、3.6MBあります。こちらでダウンロード出来ます。(08/09/01)

8月31日、ノルウェーのラジオ1でSAVOYのシングル『You won’t come to the party』が初めて放送になりました。ラジオ・エディットとアルバム・ヴァージョンの2ヴァージョンがあります。歌っているのはローレンで、バックではポールも歌い、ギターのきいた典型的なSAVOYソングだそうです。

また10月8日発売のアルバムには、全部で12曲が収録されています。(05/09/01)

ヒットアワードのスポークスマンは、オスロでの今年のアワードショーでのSAVOY出演を確定しました。イベントは9月15日にOslo Spektrumで行われ、TV2で生放送されます。SAVOYは発売予定の新譜から最初のシングル『You won’t come to the party』を演奏します。From a-ha.com(30/08/01)

9月6日木曜日はポールの40歳の誕生日。a-ha.comでは、こちらでポールへのハッピーバースデイ・メッセージを書くことが出来ます。From a-ha.com(30/08/01)

9月15日、Oslo Spektrumで行われ、TV2で生放送されるヒット・アワードにSAVOY出演が確定したとアワードのスポークスマン、Bjarne Laastad Jr.は語りました。新譜から1stシングルの『You won’t come to the party』を演奏します。ヒットアワードのホストはTV2からHC Anderesen、NRKのPetrがつとめます。6千枚のチケットが既にはけていて、残りは2千枚です。SAVOYはアルバムとシングルがまだリリースされていないため、アワードにはノミネートされていません。(26/08/01)

SAVOYは10月にニューCDをリリースし、a-ha.comでニューシングルをストリーミング!

ポール・ワークター・サヴォイ、ローレン・サヴォイ、そしてフロード・アンランドは、今日のa-ha.comとのインタビューで、満足感にあふれていました。『Reasons To Stay Indoors』は昨晩完成し、現在はマスタリングのためニューヨークへ配送中です。通常は、CDはシングルになるのに必要とされるクオリティを持っている曲が1、2曲ありますが、ポールが私たちに語るには、『Reasons To Stay Indoors』の場合は全く反対です!だからSAVOYは何曲かシングルをリリースします、そして最初にリリースされるのは『You Won’t Come To The Party』です。From a-ha.com(24/08/01)

SAVOYの1stシングルのタイトルは『You Won’t Come To The Party』で、9月3日にノルウェーでラジオリリースされます。CDとしての発売予定は今のところありません。またアルバム『Reasons To Stay Indoors』は、10月8日にノルウェーでリリースされます。(22/08/01)

NETTAVISEN FORSIDEの記事によると、SAVOYが9月15日に行われるOslo Spektrumでのヒット・アワードに出演することが確定しました。発売予定の新譜から最初のシングルを演奏します。またこの様子はノルウェーのTV2で放送されます。(21/08/01)

dn.noAftenbladet.noの記事によると、ニューアルバム『Reasons To Stay Indoors』は10月発売になりそうです。(12/08/01)

SAVOYが4枚目のアルバム、タイトル『Reasons to stay indoors』を完成させました。現在はノルウェーのみでのリリースですが、おそらく他国でも発売になるでしょう。レコード会社はEMIノルウェーです。EMIノルウェーのリリース計画と、ポールとローレンのノルウェー紙VGでのインタビューによれば、アルバムは9月か10月にノルウェーのCDショップに並びます。

ポールとローレンは、SAVOYの全曲を一緒に作りました。2人はこの2年間、a-haのための仕事とツアー、そしてもちろん親の務めをはたす合間に、自宅のスタジオで作業を断続的に行っていました。今日2歳になる息子のオーギーは、2人に仕事時間の再考を迫っていました。From a-ha.com(03/08/01)

7月21日付けVGのポール+ローレンのインタビューによると、新譜のタイトルは『Reasons To Stay Indoors』で、9月か10月に発売になります。もうすぐ2歳になる息子Augieを6時に寝かしつけた後、スタジオにこもりレコーディングをしました。アルバムにはAugieに関する歌も数曲あるとローレンは語っています。全記事訳は追って掲載します。(21/07/01)

EMI ノルウェーによると、SAVOYの新譜は今年の10月か11月発売になるそうです。タイトルはまだ決まっていません。(10/07/01)

アドビ・ノルウェーのギャラリー
メディアデザインという会社が、ローレンとSAVOYのビデオ『Star (I’m not stupid baby)』ヴァージョン2の編集を行ったという紹介のページです。(10/07/01)

現在、新譜のリリース予定は、今年の秋です。(26/06/01)

最近まで3人は、ニュー・アルバムのミキシングとマスタリングで忙しくしていたそうです。どうやらレコーディングは終了した様子です。(22/06/01)

3月に予定されていたドイツでのクラブ・ツアーは、正式にキャンセルになりました。理由は明かされていません。(20/01/01)

Category: News

Reviews on ‘Reasons to Stay Indoors’ – 09/10/01

元記事:a-ha.com

SAVOYの最新CD『Reasons to Stay Indoors』が10月8日、ノルウェーでリリースされました。SAVOYは新譜に関して比較的良い評価を得ていて、各新聞上では6点中4、5点取っています。さらなるレビューも追加予定です、お見逃しなく!

以下は『Reasons to Stay Indoors』のレビューです。

Dagbladet

Sven Ove Bakkeは6点中4点を付け、以下のように書いています。

1次元

始まりの素晴らしい2曲、しかしその後興奮は頭打ち

SAVOYの4枚目のアルバムは良いCDだ。力強く管弦楽用に作曲されたシングル『You Won’t Come to the Party』は良い。彼らは良いアレンジで良い曲を作っている。サウンドも良い。アルバムタイトルも良い。実際、全てがちょっと良すぎる。

彼はさらに、このCDは高級品であると言い、こう続けています。

アルバムは古典的ポップのびっくりさせる2曲から始まるが、残りの曲が別々に機能しているとしても、全体的には一次元でダイナミックさに欠けている。

レビューは、次のアルバムはさらに鋭さを持ったものになることを期待するという表現で終わっています。

元記事はこちらです:

http://www.dagbladet.no/kultur/2001/10/02/285316.html

Romerikes Blad

Rune Westengenは6点中5点を付け、以下のように書いています。

ポール・ワークター・サヴォイはポップを理解しつくしている。ここで彼は、最高のビートルズ伝統での、上品で、旋律の美しい、よくアレンジされた(『Face』を聞いてくれ!)ポップ・ミュージックに注ぎ込んでいる。

『Reasons to Stay Indoors』は上手く演奏されていて、ロック・ソリッド−聴くのに屋内にとどまる良い理由(a good reason to stay indoors listening)だ。a-haのメンバーでもある彼は、自分自身と自分の音楽を開発し続けている。タイトルトラックの最初の暗い調子がメランコリックで心地よいバラードへと移行する初めから、このアルバムに付いていくのは楽しい。

彼は続いてポールとローレンの声を称賛し、レビューはアルバム『Mountains of Time』の成功よりも『Reasons to Stay Indoors』はさらに良くなるだろうと述べて、終わっています。

元記事はこちらです:

http://www.rb.no/47/90/20/0.html

Bergens Arbeiderblad

Frank Johnsenは6点中4点を付け、以下のように書いています。

SAVOYとプロデューサー、Michael Ibertはとてもプロフェッショナル完ぺきなアルバムを作製したが、より軽く、とてもキャッチーなメロディーであった『Mountain of Time』後、未だにアンチ・クライマックスを表現している。

現在、ポールとローレン・ワークター・サヴォイは音楽を、重くもったいぶった編曲をすることで、より叙事詩的な風景へと取り入れている。

彼は、ポールの歌う曲はa-haを強く連想させると考えているようです。

元記事はこちらです:

http://www.ba.no/47/93/61/5.html

Category: Article

Hjemmesittere med nytt album – 07/10/01

元記事:Henning Poulsen in Panorama 翻訳:kyebi

ローレン夫人は、ニュー・アルバム『Reasons To Stay Indoors』でsmoothな音楽を作ろうというSAVOYを責め立てるノルウェーの音楽記者たちを面白がっている。「批評家たちは曲を気に入ってくれるけど、(批評が)良過 ぎるのよね」と彼女は笑う。

SAVOYは特別マスコミ受けする方ではない。Se & Hoe(※日本の「フォーカス」「フライデー」のようなゴシップ 誌)は、決して彼らの冷蔵庫に何が入っているのか見ようとN.Y.の自宅を訪ねたりはしないし、ポールとローレン・ワークター・サヴォイ夫妻は、決して世界平和などを議論するためにソファーで裸の写真を撮ったりはしない。しかし、SAVOYは、a-haのソング・ライターであるポール、アメリカ人のローレンとドラマーのフロード・アンランドがメンバーであり、現在1996年のデビュー・アルバム以来彼らの4枚目となるアルバムを発表した。だからといって、彼らに会見するのは容易ではなく、当然レコード会社は、サヴォイ氏自身や彼の妻、そしてドラマーとだけのインタビューはお断りだと強調していたけれど、ある晴れた秋の日、レコード会社の一室で彼らと会うことができた。

ニュー・アルバム『Reasons To Stay Indoors』について、家にいる方が好きだという3人に尋ねるのはまったく自然なことといえる。

「そんなこと聞くなんておかしい」とローレン。ほとんど話をしてくれたのは彼女だった。

「家で過ごすのが大好きなの。ポールはいつも努めて私の側にいようとしてくれるし、このことは『If You Won’t Come To The Party』(ファースト・シングル)にすごく影響してる。私たちの他のアルバム(『Lackluster Me』)にもこれに似た曲を書いてるし、タイトル・ソング『Reasons To Stay Indoors』はポールについて書かれたものであると同時に、彼自身についてじっくりと書かれたものなの。内容は、ある男性が大学へ行って、社会的拒絶に遭うっていうものだけど」とローレンは説明する。

「どんなタイトルでもよかったんだ。外に出ない理由なんて、みんな1つや2つあるし、CDのタイトルはそれを言ってるんだ」とアメリカン・ブリティッシュのフローデ・アンランドは言う。ローレンに話を聞く時はほとんど英語で尋ねている。

ローレンは、ファースト・アルバムでの彼らは、お互いにまったく違う歌い方をしていて、誰もがうんざりしていたという。

「私たちは何か新しいものに挑戦したかった。今回のアルバムで、私たちはある波長を見つけたの、私たちが好きなムード、私たちが内に秘めていたようなね。Coldplayみたいな。私たち、それがはっきりと表れている今回のアルバムには十分満足してるわ」とローレン。

Layer cake play(レイヤーケーキ・プレイ)

3人の友人の1人、ジョー・マーディンは、今回のニュー・アルバムのほとんどの曲でストリング・アレンジを担当した。ジョーは有名プロデューサー、アリフ・マーディンの息子であり、彼は一方でビージーズ、ダスティー・スプリングフィールドやローラ・ニーロと仕事をしている。

「初めて『Once Upon A Year』のアレンジを聴いた時は、全体的にすごく可愛いくてまさにディズニーって感じだった。ディズニーはすごい人気だしすごく魅力的!(でも)私思ったの、ああ神様、これはSAVOYじゃないって。私たちにこれは使えないって。でも次第に、私こういうレイヤーケーキ・プレイが好きになったわ、今時こんなリスキーなことする人なんていないでしょ?」とローレンは雄弁に尋ねてきた。

「こういうパワフルなストリングを聴くと、素晴らしき70年代を感じるよ」とフローデが口をはさんだ。

-ほとんどの批評家は楽曲がsmooth過ぎるって思っているようですが?

「ええ、それって可笑しくない?笑っちゃう。確かにsmoothなものにしようっていうアイディアはあったわ。私たちの他のCDはすごくバリエーションに富んでいたから、『Reasons To Stay Indoors』がもっとパワフルなアルバムになるように(今回は)まとまったんだと思う。批評家たちは曲を気に入ってるって書いてるけど、同じくらいイイ曲がいっぱい詰まってるから気に食わないのね。『良すぎる』って」とローレン。

-アルバムは前作より興行的なんでしょうか?

「今作はより今風になったと思うけど、何だかSAVOYじゃないみたいだって考えてる人もいる。もしそうなら、より人間臭いものが出せたってことだし、私はそれでいいと思う。私たちは、別に前々からもっと興行的な方向へ進もうとしていたわけじゃないし、決めてさえいなかったのよ。そうなりえるって確信を持ってる批評家もいるけど、そんなことはない」とローレンは答えた。

「僕は、これは『Mountains Of Time』からの当然の成長だと思う。マスコミが刺激的な批評をしたから、突然、僕らはどこまでいけるかとリスキーになった。僕らは『Mountains』に十分満足していたわけじゃない。音楽は様々な方向に進んでいくんだ。今回のニュー・アルバムが同じ曲を流し続けている間にもね」フローデはそうつけ加えた。

ヘロインみたいなミックス

SAVOYは、ポールのa-haとの契約のため進退を繰り返しながら、2000年春にレコーディングを開始した。いつものようにSAVOYはすべて自分達でプロデュースをこなし、いつものように辛抱強くミックスをこなした:ジェイソン・コルサロ(※B’zのリミックスなどは彼がやってます)、Michael Ilbert(※Brainpool、ロクセットのプロデュースなどで知られています)やZed(※ニュージーランドのバンド)が、別々に、どのトラックも数え切れないほどの様々なバージョン(のミックス)に協力した。

「私本当に狂ってた。麻薬中毒者みたいなの。ヘロインをやってるみたいだった。ただもう打つだけ。ただ曲が他のミックスが加わってどんな曲になるか聴くだけなのよ」とローレン。

ファースト・シングルに『If You Won’t Come To The Party』を選んだのはレコード会社のEMIで、一方でP4のヘビー・ローテーションが決まった。

「EMIは前作のファースト・シングルに『Star』を選んだけど、私はファースト・シングルとしてはイマイチだって思ってたの。でも間違ってたわけよね」とローレンは認めている。

SAVOYはほとんど完全なアルバムを作ったけれど、『Reasons To Stay Indoors』に収録されていない曲もある。今回収録されなかった曲は、1年かけて(次の)ニュー・アルバムで紹介されるかもしれない。

-ボーカリストとして、今はもっと気楽に考えられますか、ローレン?

「そうね…フフ。まあね。ええ、以前は歌うのがイヤだったもの。私ずっと音符と顔を会わせなければいいって思ってた。でも今は本当に歌うことが好き。私の声を好きって言ってくれる人がいると元気が出ちゃう。私のことを素晴らしいソングライターだって言ってもらうことより光栄に思うのも、ボーカリストとしてずいぶん自信がついたからね」とローレン。

フローデはこう考える。SAVOYは、ローレンが歌い出したことで、新たに幅が出たのだと。彼はバンドが確かなボーカル・ハーモニーを創り出したのだと言う。

「前作では2つのトラックを一緒に歌ったんだ、『Man In The Park』のようにね。今はよく一緒に歌うよ。そうすることでスパークが起こるんだ」とフローデ。

-バンドとして、あなたがたはどのように成長してきましたか?

「ポールに関して言えば、ファーストの『Mary Is Coming』でもう十分だった、答えがわかってて、手ごたえもあって、すべてにおいて彼はもう経験済みだった。とがった崖みたく鋭いんだ」とフローデ。

「私たちは地下室で『Mary』を演奏してたの。そこじゃ私いつも『ストップ、最高。もうこのサウンドに何もしなくていい。このままでいきましょう』って言ってた。ポールは過剰生産体質でしょ。私たちが『Lackluster Me』をレコーディングしだした時、私イライラしちゃって。ポールは自分の求めているものを形にできる人で、私にでさえ、将来そのアルバムがものすごいものになるだろうってわかっていたから。私たちは今回のニュー・アルバムで、良いバランスを見つけた思う」とローレン。

-それでは、今作のお気に入りは?

「私のお気に入りの1曲は、『Five Million Years』。歌詞に幅があるから。実際、どのアルバムにも良い歌詞が行き届いてると思う」とローレンは、彼女がPanoramaの記者を捕まえる前に話してくれた。

ローレン「あなた、CDを聴く時歌詞は読むの?」

Panorama「あー。ええ、よく読みますよ」

ローレン「(ニューアルバムを聴いて歌詞を読んで)打ちのめされた?それともどのPOPCDと同じように聴いただけ?」

Panorama「あー、それは難しい質問ですね。あなたが何と比べているかにもよりますが、ええ、聴けば耳が好むような、まったく簡潔な文章とフレーズだと思います。それってもしかしたらあなた方がステレオタイプなフレーズをあえて避けているから?」

ローレン「そうね、それは私たちの曲の強さの1つだと言えるわ。だって、これまで語られることがなかったようなストーリーがあるし、普通じゃないテーマを取り上げているもの。今世の中のほとんどの歌詞ってすごく典型的なものばかりじゃない?男が女とくっついて、女が男とくっついて、とかなんとか。私たちは意図的にそういうものを避けているし、私たちはこれまでのものとは違うものを作れるって、私は信じているの」

-あなた方にとって音楽のある人生は大きな意味がありますか?

「当然よ」とローレンは微笑む。

「そう書いてあるじゃない」

-あなた方は(お互いの存在を)不愉快に思っていますか?

フローデとローレンは顔を見合わせた。その質問に少し不機嫌な様子だ。

「いいえ」二人ともコーラスで答える。

「SAVOYとやってる時は楽しいよ、だって同時に自分の他のどのプロジェクトにも時間を当てることができるんだからね」とフローデ。

「私たちが不愉快な時は、(私たちの)音楽を聴けばわかるでしょ。今はそれでも好きでやってる仕事だから」

ローレンが続けた。

「僕にとっては、自分の作ったSAVOYアルバムは楽しくてたまらないよ。今回はもっと参加出来たよ、ポールのケツをもっと蹴ってやろうと思ってね」とフローデは皮肉って言った。

-ポールとローレンが結婚してから、ご自分のことを、ベビーバギーの車輪にしかならない(足手まといじゃないか)と感じてはいませんか?

「まったくないよ。そう感じることこそおかしいと思ってる。今僕らは一緒に仕事して、一緒に暮らしている。アルバム製作の間は、オスロとN.Y.両方の彼らの家で過ごしていたんだ。ずっと何の問題もなくやってるよ。ファミリー対フローデとか、そんなんじゃない。僕らはバンドなんだ」と答えるフローデ。

「その通り、私たちはSAVOY。私たちはただの1組の夫婦とフローデじゃない。それに、私たちは信じられないくらい音楽のテイストが似ているし、そのことですごく助かってるの。私たちは同じ方向性を持っているのよ」とローレンは言う。

-でもあなた方は決してお互いにヘビーな内容には触れませんね?

私たちは必死になって尋ねた。

「もちろん、ライブを演ってればいつだってそういう場面に陥るわ。お互い衝突するのはそういう時だけで、たいていポールと私なんだけど」とローレン。

「ポールはすごくアグレッシブな完璧主義者だから。1度でもミスったら、あの狂気に満ちた視線で睨まれるのよ。それで私はイイ子ちゃんにさせられてイライラ。で、フローデは何時間もその険悪なムードの中座ってなきゃならない。結局フローデが怒りだして、自分の言い分をブチまけるんだけど、その時の彼ったら、すごく笑えるの」とローレン。

-どんな風に?

「僕に聞かないでよ」フローデはそう言って私たちを追い払う。

「ほら、わかってるんでしょ。めちゃくちゃ笑ってるじゃない。あなた歩き回ってめちゃくちゃ笑ってるのよ」

とローレンが笑う。

-あなた方はどんな風にライブで演奏するのが好きですか?

「最初は大嫌いだった。モニターはいかれてるし、聴こえるのはすべて自分のいかれた声といかれたギターばかり。コンサートのエンディングでは泣いちゃうし。だからもう二度と絶対演らないって誓ったんだけどね。でも今は大好き」

-でも、それはツアーをやるにつれてひどくなりましたか?

「僕らはいつもあまり時間が持てなくて、それでも実際は毎年N.Y.辺りのクラブで演奏していたんだ。小さなクラブで、自分の機材で、自分のボックスに腰かけて、自分たちの前に演奏してるバンドの出番が終わるのを待ってるんだ」とフローデ。

来年のヨーロッパ・ツアー

ローレンとフローデは、小さなクラブを回るヨーロッパ・ツアーを来年はやらないと言っているわけではなく、それはまた、ノルウェーで少なくとも1回はコンサートをやるということなのだ。

「『Mountains』はヨーロッパの大手からリリースされて、簡単に完売してしまった。私たちはいい批評で大金を得て、このことが後々の売上のベースになったわけだけど。少なくとも、それが会社が私たちに話したことなの。だから今回はもっと売れてほしい」とローレン。

だからといって、メンバーが皆金銭的成功に頼っているというわけではない。ポールとローレンには、フローデのプロジェクト活動が最盛期の頃、a-ha時代の貯えがある。昨年フローデは西ノルウェーのバンドPopiumとのアルバムをリリースし、さらにSondre Lercheのデビューにも協力していた。フローデによると現在はもう解散してしまったというのだが、以前はちょっとした伝説的(バンド)Chokolate Overdoseでプレイしていたこともある。

-Chocolate Overdoseがベストだったのでは?

-SAVOYとChocolate Overdoseでプレイするその違いは何ですか?

「違いは、ポールだね。だって彼は有名だし、すごくいいプレイを経験してるしね。特に彼はノルウェーじゃアイドルだからね。もしChocolate OverdoseがSAVOYぐらい成功してたら、僕らは狂喜しただろうね。僕らは1クローネ稼ぐ以外は国中をツアーして回ってたからね。ポールはすでにもうそこにいて、スターだったし、彼の経験は素晴らしいよ」

-ポールのa-haでの活動はSAVOYにとってプラス、マイナス?

「難しい質問ね。実際どっちとも言えるの。a-haには時間を盗られるでしょ、そのことに対してあまり関心はないけれど。一方でこのアルバムはこれまでのどのアルバムよりも上手くプロデュースされてるから、私はポールがどんな環境でも、音楽の仕事をうまく完璧にこなしているんだと思ってる」とローレン。

「私、a-haがやった『Velvet』のバージョンは好きじゃないの。a-haはただ私たちのを取っただけ」

ローレンはつけ加えた。

ゲスト・スター、ポールの紹介

頼みの綱のセコンドがミーティング・ルームに通じるドアを引く、そして、まったく驚いたことに、それはポール・ワークター・サヴォイで、彼は音もなく入ってきた。ポールはジャケットのポケットに少し手を入れて、椅子を探していたが、諦めると、ローレンのそばに身を落ち着けた。残りのインタビューの間、ポールは概してほとんど沈黙を守り、ローレンとフローデと同意見なら、口を挟むといったようだ。

-『Mountains』はノルウェーでのセールスは倍ありました。『Reasons』はどうしたら同じようにセールスを出し、さらに本国以上のセールスが出せるのでしょう?

「わかるわけがない」とポールがブツブツ。

「さあね。魔法の水晶玉に聞いてみましょうよ」とローレンは笑った。

インタビュー残り2分を切った。すぐにSAVOYは、どうしてポールがa-haの新たなスーパー・メガヒットを書くために自分の時間を費やさないのか、タブロイド記者の1人に料理されることだろう。

-「ニュー・アルバムの曲や、sex, drugs & rock’n’rollのお話もお伺いしましたが」私たちは焦っていた。

「これまでのことは何も」フローデがローレンの薬の消費量に気づく前に、笑いは消えていた。

「そうね、アメリカじゃ妊婦薬は簡単に手に入るの。私はそれに頼ってるんだもの。インフルエンザにかかったり、気分がよくない時には、ベッドに入る前に薬を飲むでしょ。それが自分をダメにするのよ。もしそれがただの薬だとしても、もしそれを州のスーパーマーケットで合法的に手に入れたとしてもね。でもノルウェーじゃそれが通用しないから、家に常備しているの」とローレン。

彼女もまた、シェリーを飲んで休んでいると、赤ん坊の泣き声で2回はバタバタと起こされてしまうのだ。

-それでは、これがあなた方の最近のロック・ライブというわけですか?

「そのようね」と認めるローレン。

「私ビッグ・スターってみんなジャンキーなんだと思ってたけど?」

「彼らには僕らより優れた出版者がいるんだよ」とポール。

「そうね、お金なんてみんな嘘っぱちよ。あなたの周りにはいい音楽を創る才能ある人間がいるものね。だからみんなヘロイン常用者になって、みんな腐っていくんだわ。ロックンロールの決まり文句よね」とローレンは締めくくった。

Category: Article

Nar forforere motes – 06/10/01

元記事:TOR MARCUSSEN in Aftenposten 翻訳:あきこ

創造者の力。Jan Kjaerstadは、賞を取った小説の中で、偉大な考えを持ったノルウェー人の1人として、Gro Harlem Brundtlandを挙げているが、代わりにポール・ワークターを選ぶべきだったと考えている。

Jan Kjaerstadは北欧評議会文学賞を受賞した。ポール・ワークターはa-haの功績として世界中のポップに関連する賞を受賞した。ローレン・サヴォイはポールの人生のクリエイティブな面の半分を担っていて、バンドSavoyはニューアルバムをリリースしたばかり。彼らは、成功、プレッシャー、クリエイティブな面でのプロセス、コミュニケーション、そしてスターであることにとても気を遣っている。

(写真下)

Jan Kjaerstad:小説という物が全盛を極めたのはもうずっと前のことだ。今は音楽が最も重要な文化活動だ

ローレン・サヴォイ:いい本を読むとインスピレーションが湧いてくるの。いい本には魔力があるわ

ポール・ワークター:”we don’t give a shit–関係ないね”なんて言ってかっこつけるには、僕らは歳を取り過ぎている。僕らはやるべきことをやって、流行を気にかける必要はない

Jan Kjaerstad:我々ノルウェーにいる者は、ポール・ワークターやa-haが成し遂げたことをきちんと知っているわけではない。彼らは国際的なポップミュージックという、最も難しい領域の一つで世界を征服した。彼らは世界の芸術を作り出しているんだ。

ローレン・サヴォイ:ポールについて私も同じように考えているの。彼のような人は他にいないわ。彼はとどまる所を知らないのよ。彼は最も思いがけないことをする人。

ポール・ワークター:僕はそんな風には考えていないんだ。世界の文化活動の発展に貢献するとかなんてね。最高のものができる時って、深く考えたりはしない。ただひらめくんだ。

Jan:でも、そういうことも、期待や予想、プレッシャーや何かからの印象から得るものだ。

ローレン:あなたたちって火山みたいね。アイディアが、ブクブクいって沸き立って出てくるの。

Jan:ポールと私は心の近親者のようなものだね。2人とも恥ずかしがり屋だ。逆説的に、2人とも舞台に立って人前に出ることを選んでしまった。しまいには2人で一緒に修道院にでも入ることになるかもしれないね。

Aftenposten:あなたの小説に出てくるTVドラマの製作者Jonas Wergelandはポール・ワークターが基になっているのではないですか?

Jan:その通り。彼はノルウェーの文化活動の中で、最も重要な人物を選んだ。ハムスン、イプセン、ムンク。彼はGro Harlem Brundtlandの代わりにポール・ワークターを選ぶべきだったと、今になって気付いたよ。しかし仕方ない。登場人物を完全にコントロールすることはできないものなんだよ。

Aftenposten:あなた自身もミュージシャンだったんですよね?

Jan:ああ、でももうやってない。まるで双子の兄弟の片割れをなくしたようだ。何かが恋しいんだよ。良い音楽を聴く度に悲しくなるよ。

Aftenposten:Savoyは音楽だけではなく、詞にも力を入れてますよね?

ローレン:ポールは詞にものすごく時間をさいていたものよ。一言一言のためにね。今は楽になったわね。もっと自然で、のびのびしたものになって。

ポール:かなり罠にはまってしまっていたね。どの曲もすごく似通ってきてしまった。頭を切り替えるということもしなかった。自分で、もっと複雑にしてしまっていた。ローレンと一緒に書き始めたのが僕にとって新たな始まりだったんだ。シンプルなものが、急に、素晴らしいデキになった。

Jan:キミたちが羨ましいよ。一つの歌が与える魅力を、小説の1ページで与えられはしない。小説には言葉が書いてあるけれど、音楽がないと、何かが欠けているようなものなんだ。音楽は完璧に心に辿り着く。目を閉じて全体を感じることができる。だが、目を開けて詞を読むと、つまらないものになってしまう。ポップがすたれないのは、詞と音楽のつながりのお陰なんだ。

ポール:ローレンのお母さんは、いつも僕らの詞を変えたがるんだ。彼女は、『Velvet』の、”Her skin is like velvet”という部分が好きじゃなくてね。彼女は”like satin–サテンのようだ”としたくて、それから続いて、兄弟や伯父さん叔母さんを登場させたかったらしいんだ。僕らの書きたいようにしたけどね。

Jan:ポップミュージックの詞を書くのは難しいだろうね。4分間で全てが起こらなくてはいけない。4分間で人生を変えてしまうこともできるんだ。

ローレン:隣の芝生は青く見えるものね。私は、いい本を読むとインスピレーションが湧いてくるの。いい本には魔力があるわ。

Jan:そうだね。でも人にはそれぞれ自分の歌というものがある。何回も何回も聴くやつだ。本は1回だけ読むものだ。本は歌よりも理性に訴えるものだ。もっと直接的だ。そして、廃れやすい。

Aftenposten:ポール、あなたは本を書こうと思ったことはありますか?

ポール:あるよ。僕らが有名になる前、初めてロンドンに渡った時、スーツケースの中に原稿を入れてた。音楽に関わるうちに、どこかに放っておいたままになった。でも、絵はいつも描いてたし、今も描いてるよ。

Jan:小説は、もうずっと前に全盛期を迎えた。今や音楽が、最も重要な文化活動だ。進歩している力だと言える。ポップには、音楽もあれば、言葉もあるし、絵も映画もある。文学には言葉があるだけだ。

Aftenposten:Savoyのニューアルバム『Reasons To Stay Indoors』には、あなたのプライベートなことも描かれていますね。

ポール:そうだね。アルバムの曲は、心の中を描いたものだよ。僕らのことが描かれているんだ。でも一番いいことは、誰もが触れちゃいけないようなことに隠されているものなんだ。ポップ・アーティストって、自分の子供について曲を書くなんてヒップなことじゃないと思っている。僕らはそれをやった。そうしないと、何かが間違っているような気がした。それほど大事なことなんだよ。

Jan:このアルバムの音楽は成長していくんだよ。10冊の本を何度も読んだような感じだ。私はもうこのアルバムを、1月のうちに5回も聴いたよ。このアルバムは、私にとって、ポップ界の”state of the art–アートの世界”だ。このアルバムの中には何もかもが揃っている。シンプルなもの、複雑なこと、美しいもの、愛情を抱いている人たち。

ローレン:Jan、愛してるわ!それこそ、まさに私がいつもポールに言っていることなのよ。否定的な批評に影響を受けてはダメ。音楽が成長しているのを知らなくちゃ。それこそポールのアルバムの醍醐味なのよ。

ポール:詞を書いて、これは素晴らしいと思っても、それからが長いプロセスの始まりなんだ。レコーディング、リリース。最初に思い付いたものと同じようになんて絶対にならない。

Jan:これはいい曲だ、っていうのは、いつ分かるんだい?

ポール:僕は、曲のいい所を見つけようとするタチなんだ。ハーモニーが噛み合って、統一された音、色彩を帯びていて、ムードがあって…という音を聴いて、これだ、と思う。もっと良くしようと思えば手直しはできるけど、ある程度まで進むと、新しい曲を始めるために手を引かないといけない。僕らは、”we don’t give a shit–関係ないね”なんて言ってかっこつけるには、僕らは歳を取り過ぎている。僕らはやるべきことをやって、流行を横目にして気にする必要はない。

Aftenposten:あなた方はマンハッタンに住んでいますが、9月11日以降、a-haが『Manhattan Skyline』を歌うことは難しくなりますか?

ポール:あの曲を今後もやることになるかどうかは分からない。でもある意味では、あの事件があった時にニューヨークにいたのは素晴らしいことだった。僕らのアパートのすぐそばで事件は起きた。ニューヨークは僕らの家なんだ。辛かったよ。あまりに近くだったから、怖かった。煙のせいで1週間、家の中に閉じこもっていなければならなかった。

ローレン:私には、ますます悪くなってるような感じがする。時間が経てば経つほどにね。毎晩悪い夢を見るのよ。子供のことを考えちゃうわ。

ポール:でも、アメリカの人たちは健全な反応を示している。知り合いの中に、報復を叫ぶ声なんて聞かない。むしろ、テロを起こした側の人間は一体どうしてそれほどまでに僕らのことを憎んでいるのかという、驚きに満ちた疑問の声を聞いているよ。

Jan:やはり歌は、人の心を和ませるものだということが分かるね。今、人々が頼りにしているのは音楽で、小説ではない。ポップの重要性を物語っているよ。ポップは、いい意味でセンチメンタルになれる。

ポール:僕の歌はセンチメンタルだと思っているけれど、わざとらしくならないようにしてる。人の感情のそばにある教会のようにならないといけない。でも、人の心の機微を誤って扱ってはいけない。

Aftenposten:何に一番時間を掛けていますか?1人で創作をすることにですか?それとも一般の人々に会ってコミュニケーションを図ることにですか?

Jan:間違いなく、1人で創作をすることだね。

ポール:Janが僕の代わりに答えてくれちゃったなぁ。部屋の中に入って行って、瞬く間に注目を集める人もいるけど、僕はそういうタイプじゃない。

ローレン:ポールって、1つのコードが狂っていたらコンサート全体が台無しになってしまうと考えるタチなのよ。全体をまとめては見ないのね。

Aftenposten:ポール、あなたは世界的なバンド、a-haにいながらにして、家族的なバンドSavoyを率いているという、珍しい人ですが、どのようにしてそれぞれのバンドに曲を選んでいるのですか?

ポール:Savoyの曲は2万人の人が聴く。a-haの曲は100万人の人が聴く。時々曲を投げ打ってしまって、Savoyの曲にしちゃおうかとも考えるけど、どれくらいの割合でそうなるかなんて分からないよ。Savoyのアルバムを作るのにスタジオにいなくちゃいけない時は、手持ちの中でベストな曲を使うね。で、a-haの時には、a-haのために作った曲の中から、ベストなものをピックアップする。

ローレン:私はa-haの大ファンだし、a-haには何もかもうまくいっててほしいと思う。だからa-haがポールと私が作って、Savoyでやった『Velvet』をプレイした時は、誇りに思ったの。本当に素晴らしかった。

Jan:Savoyのアルバムでモートン・ハルケットの歌声を聴くことは可能かな?

ポール:僕らは長い間一緒に仕事してきた。モートンが僕の曲を歌うのを聴くのには慣れている。彼には歌う声がある。僕には歌う意志がある。この2つの点は、全く同じということではない。ところでJan、あなたは北欧評議会文学賞を取った。成功した後に書くのは前よりも楽?

Jan:いいや、何が起きようと、書くことに変わりはない。新しい題材を選ぶ時には、数年先の自分のライフスタイルについても考えるんだ。書くことが僕の人生を決めるんだ。僕の才能といったら、気ままな想像力があるということかもしれない。アイディアはたっぷりあるんだ。現実には不可能なことを小説の中で描いていきたい。文章力より思考の強さの方が大事なんだ。時折僕は自分が感情的だと感じる。僕は今でもポップやロックを聴いている。実際ポップやロックが、僕の人生で一番価値のあるもののうちの1つでもある。ポップやロックの中にはパワーがある。17の時に恋していたのはどんな感じだったかと思い出させるような力がね。ポップは人々に夢を取り戻させるんだ。

Aftenposten:作家というと、教養の高い人ということになるものですが、ポップミュージックのミュージシャンもそうですか?

ローレン:ポールは大学には行ってないわ。でも彼は私の出会った人の中でも、かなり頭のキレる人の1人よ。

ポール:頭のことは僕の出る幕じゃないな。いつも人に話をするのが怖いんだ。

Jan:僕は丁度イエテボリ(スウェーデンの都市)の文学フェスティバルから帰ってきたばかりだけど、フェスティバルでは20人ものインタビュアー、TVの記者なんかを相手にした。家に戻った時はヘドが出そうだった。地元での試合とは、少々違ったね。僕はポップ・スターにはなれないね。

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Savoy svarte leserne – 06/10/01

元記事:Mari Bangstad in Nettavisen 翻訳:Mayumi(英語)&kyebi(ノルウェー語)

SAVOYがニュー・アルバム『Reasons To Stay Indoors』と共にレコード業界に帰ってきました。月曜日、メンバーはNett新聞読者からの質問に答えてくれました。解答はこちらで読むことができます。

ポール・ワークタ−とローレン・サヴォイは、世界貿易センターがテロの攻撃を受けた際N.Y.にいましたが、最近になって最新アルバム『Reasons To Stay Indoors』のプロモーションのためノルウェーにやって来ました。

本日月曜日、ノルウェー人−アメリカ人カップルと、新メンバーのフロード・アンランドの3人をNett新聞で見ることができます。

残念ながら、メンバーは読者から寄せられた質問すべてに返答する時間は持てませんでした。


Sandra(ドイツ)

ポール、音楽のほかに絵も描いているということですね。『Underground』か『Break It Gently』を視覚的にどのように表現しますか?

この2曲のビデオはすでに製作されているのですか?わたしたちのように、ノルウェー以外の国に住んでいるファンはビデオを見ることができないのでしょうか?

ところで、昨日Emi Bullsによる『Take On Me』のカバーバージョンのビデオを観ました。個人的にパンクやハードロック系の音楽は好きではないのですが、原曲と違った解釈は面白いと思いました。2、3年前の『The Sun Always Shines On TV』のカバーよりもおかしく、よりクリエイティブですね。ポール、このカバーバージョンについてはどんな風に感じていますか?

最新アルバムが成功を収めますように。聴けるのをとても楽しみにしています。

Hilsen,

Sandra

答え:

まったく同感だよ。僕はDivaがカバーした『The Sun Always Shines On TV』を特に気に入っているわけではなかったけど、ローレンがビデオを製作したから好きになる必要があった。そうでなければ、家を出る羽目になったからね。『Underground』と『Break It Gently』を視覚的イメージにするという質問への答えだけど…今は思いつかないな。ローレンが『Break It Gently』を書いたんだ。ローレンは、大きなかなづちで家を壊す女性たちの姿を描きたかったんだ。


Locust(ノルウェー)

ポール、あなたがa-haよりSavoyの活動を優先している、そしてa-haよりSavoyのバンドメンバーであることに満足しているという噂があって、大勢のa-haファンは少々不安に思っているようです。これに対してコメントはありますか?

答え:

みんな、何にも心配する必要はないよ。両方やることには、何も問題を感じていないし、実際…両方やっているおかげでより優れた曲を書いたりレコーディングが出来ていると思うんだ。それに今回全員一丸になって取り組んでいるからね。ノルウェー以外の国に住んでいる人達も『Reasons to stay indoors』をネットで買うことが出来るよ。a-ha.comを通してね。


Pano-Henning(オスロ)

こんにちは、ローレン、フロード、ポール。

先週の水曜日、興味深い話を聞かせてくれてありがとうございました。

ノルウェーの音楽専門家から訊かれたくない質問は何か教えてください。

Kind regards, Henning

答え:

Henning、素晴らしいインタビューをありがとう。君は、僕らのお気に入りのジャーナリストのひとりだよ。決まりきったつまらない質問が一番嫌だね。例えば「ヨーコ(オノ)のような立場でいることについてどう思いますか?」とか「a-haの最新アルバムはいつ出ますか?」とかね。まったく最悪なのは僕らが何年もかけて必死に曲を書いてレコーディングしたアルバムを、訪ねてきたジャーナリストがまったく聞こうともしないことさ。君はそういう手合いとは全然違う。パーティーで会おう。


Cueva Sergio Martin(アルゼンチン)

このアルバムは南アメリカでもリリースされますか?それともヨーロッパだけでリリースされるのですか?

答え:

僕らは常に、ヨーロッパ以外の国でもリリースしたいと思っているんだ。今回は、ヨーロッパと世界のマーケットのために新しいマネージャーと仕事を始めたんだ。彼はとても取引上手だからね。


Wendy Kleij, Goes (オランダ)

ポール、ローレン、フロード。『Reasons to stay indoors』はノルウェーだけでプロモーション活動されるのですか、それとも他の国でのコンサートやプロモーションツアーについてもお考えでしょうか?

答え:

前にもこの質問には答えたかな。僕ら、特にフロードは、またプレイしたがっているんだ。国際的にアルバムをリリースできることになったら、すぐに計画したいと思っているよ。


Eilif(ノルウェー)

a-haよりSavoyのアルバムを製作するほうが楽しんでいるように受けとめていますが、なぜa-haにはよりポップなサウンドの曲を選ぶのでしょうか?a-haでももっとロック色を強めたほうがもっと注目されるし、あなたの望むようなオーディエンスに曲を届けられるとは思いませんか。

答え:

それはSavoyにはできることだよ。僕らは自分たちが気に入っていて曲に合ったサウンドでアルバムをレコーディングしているんだ。a-haはまったく違うバンドで、違うメンバーと違うテイストでやっている。元々がポップ寄りだからそれを変えようとしても上手く行かないだろうね。『Memorial Beach』で試してみて、個人的には満足いくアルバムにしあがったけれど、多くのファンにはうまく伝わらなかったようだ。Savoyだったら…(ロックよりに)できると思う。


Oeystein Vea(Gjoervik 注:リレハンメルのちょっと下、ミョーサ湖の辺りにある田舎町。ミョーサ湖はノルウェー最大の湖)

新しいCDが発売されるってことがトピックなのに、昔のCDのことを質問するのはちょっと・・・わかってるけど、まあそれは置いといて。ささいなことなんだけど気になってることがあって、それは『Velvet』なんだけど、この曲ってローレンの友達の恋人のことを歌った曲で、それってキリン(注:というあだ名?)のSvanhild(注:女性の名)のことなんですか?聞いた噂によるとそんなようなことなんですけど。

答え:

ごめん、君が何を言いたいのかよくわからないよ。


Kristian(オスロ)

ポール、あなたは素晴らしいソングライターだ!でもどうしてそんな風に時間を無駄にできるんですか?アーケシュフース(首都オスロ郊外の地方)の人間以外誰もSavoyサウンドを聴いていないんですよ。でもa-haの活動にもっと力を入れてくれたら、メンバーは最高!

答え:

素晴らしいソングライターという誉め言葉をありがとう。そうでありたいと思っているよ。売り上げなどのビジネスのことを心配するよりも常にリスクがあることに挑戦して行きたいと思っているからなんだ。自分が書いた曲をレコーディングして歌うことは、正直言って素晴らしく喜ばしいことだね。それにSavoyのメンバーであることには誇りを持っているし、a-haと同じ位、Savoyに対しても大きな野心を抱いているんだ。


Stein Trovik(Stjoerdal 注:トロンハイム・フィヨルド地方北方の町)

ポールがビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンからいくつかスタジオの機材を買い取ったという噂を聞いたんですが、それは本当ですか?

答え:

まったくその通りだね。


Naomi

ポールとローレンへ。わたしはあまりノルウェー語がわからないので、英語で質問します。ポールへ質問したいのですが、Savoyとa-haのニューアルバムどちらかをオーストラリアでもプロモーションする可能性はありますか?オーストラリアの音楽チャンネルRTSは、イギリスの音楽チャンネルのように移り気ではないし、もっと荒削りな雰囲気のあるSavoyのような曲を好んでかけています。ラジオ局でもそうです。(そして本当にありがとう。a-haのライブをみるために旅行したけれど、あなたは素晴らしかったです。)

答え:

再び、お褒めの言葉をありがとう。オーストラリアでも(CDのリリースなど)できたらと思っているよ。オーストラリアはなにしろローレンが地球上でお気に入りの場所だからね。


Oeystein Hagerup(スタヴァンゲル)

Savoyの曲でベスト3を選ぶとしたら?『Mary is Coming』『Lackluster Me』そして『Mountains of Time』とありますが、今現在最も満足しているのはどのアルバムですか?そして、『Reasons to Stay Indoors』は(これまでのアルバムと)何が一番違うと思いますか?

答え:

この質問には答えられないよ。なにしろ僕らは全部気に入っているからね…。どのアルバムにもとても満足している部分があるし、やりなおせるものならやりなおしたいと思う個所もある。最新アルバムでこれまでと何が一番違うかというと、もっと焦点を合わせているということかな。アルバムに入っている曲が最後の1曲までその雰囲気を伝えたものになっているといいんだけれど。


Locust(ノルウェー)

Savoyのみなさん、『Reaasons to stay indoors』で望むことは何でしょう?

答え:

ノルウェー全国でリリースされて、それから他のヨーロッパ諸国でリリースされて、それからどこでも人が住んでいるところ全てにリリースされることだね。


Mads(スタヴァンゲル)(オスロ)

1996年にRockefellerで行われたSavoyのコンサートのことを思い出しました。Savoyは素晴らしいライブバンドですね!近い将来、ノルウェーでライブをやる予定はありますか?そして、SavoyのCDを他の国でもぜひ発売してください!ノルウェー人以外の人にも、素晴らしい作品を聴いて欲しいんです。とにかく素晴らしいから!今回も素敵なアルバム『Reasons to stay indoors』をありがとう。

答え:

素敵なコメントをありがとう。ノルウェー以外の国でも必ずリリースするし、レコード会社がショーケースで演奏して欲しいと言って来たらぜひやりたいし、ノルウェーで演奏するよい機会として利用させてもらうつもりよ。今の時点では、ポールはとても忙しいので、すぐに計画をまとめるのは難しい状況なのよ。


Locust(ノルウェー)

Savoyのみなさん、こんにちは。曲作りのとき、まず最初に歌詞を書きますか?それともメロディーを先に書きますか?それとも両方一緒に書くのですか?

答え:

(注:回答されてません)


Petter Hagen(オスロ)

最近聞いているノルウェーのバンドはありますか?お勧めするのに値するアーティストはいますか?Motorpsychoだと嬉しいです。彼らの最新アルバムはもう聴きましたか?

答え:

フロードは新しいバンド、(注:回答がここで切れてます)

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