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元記事:a-ha.com 翻訳:Mayumi

Savoyの最新アルバムとツアーについて!

8月のメディアでもお伝えしたとおり、ポールは、最新の小説『Drømmer om Storhet』(Dreams of Greatness 訳注:『偉大になること、名声への夢』の意)の登場人物になりました。本はすでに発売されており、先週、ノルウェーのメディアの注目を集めました。作家のポールH.クリスティアンセンは、ポール本人と会ったことがあり、ポールは小説を気に入ってくれたようだと受け止めています。

『Drømmer om storhet』 著者:ポールH.クリスティアンセン。表紙デザイン:Even Westvang

作者のクリスティアンセンは、ノルウェーでは著名な作家です。昨年、文学景観において際立った作品を評価されて、文学賞(Tiden Prizen)を受賞しました。最新作『Drømmer om Storhet』は、ポールについてではなく、架空の登場人物であるホーボー・ハイブロウが新しい小説を書こうとしているときに襲われた個人的な難局について書かれたものです。ある日、ホーボーは、近所でポールが妻と息子と一緒にいるところを見かけ、ポールはホーボーの小説のインスピレーションになりました。ホーボーは、創造的であり尚且つ夢を追いかけることは可能であり、それと同時に幸せな家庭を築くことも出来ると悟ります。

主役のホーボーは、『名声への夢』を追いかけ、成功することができたa-haに強い関心を抱いています。ホーボーは作家である自分も共感できると感じており、自分は誤解されており、ノルウェーは自らの作品にとって小さすぎると感じています。ホーボーはもうじき父親になりますが、子供に仕事を邪魔されるのではないか、彼の天才性を妨害するのではないかと恐れています。

ポールはアフテンポステンにこんな風に語っています。「家族とキャリアを一体化することはできないというのは哀れな俗説だよ。そういう常套句の正当性が問われている部分に僕が使われたのは嬉しいね」

ダーグブラーデは、ポールが生まれて初めて小説の登場人物になったことを光栄に感じていると報道しています。「(どんな風に書かれているのか)読むのが怖かったよ。本の中で多少叩かれていると思っていたから。実際は巧く書かれているね。」

ポールが初めて本のことを聞かされたのは、出版社から電話で聖人として描かれたポールの顔を表紙に使っても良いかと許可を求められたときでした。

「小説の中の登場人物になっていると聞かされたときは、ちょっと緊張したよ―自分のことが書かれたものはいつも読まないことにしているんだ」とポールはアフテンポステンに語りました。「妻のローレンが最初に原稿を読んだ。ローレンに良く書かれていると思うと言われて、その言葉に従って自分でも読んでみた。」

心配する必要は無かったようです。作者のクリスティアンセンも主人公のホーボーも心からa-haを尊敬し、崇拝しています。ダーグブラーデ紙は、クリスティアンセンがなぜポールに注目したのかと尋ねました。「ポールがa-haのメンバーで一番自分をさらけ出しているからだよ。彼の書く詞を通じてね。音楽とうまく相互作用する素晴らしい詞を見れば洗練された読み書きができる人だということが明らかだよ。」

主人公のホーボーは、a-haを始めたころのポールについての噂が本当だったのか、それとも謎めいたイメージを膨らませるために作られた話なのか、一瞬考えます。

「なんて言えばいいんだい?僕はそれほど本をたくさん読むほうじゃなかった。でも市電に座ってハムスン、カフカ、ドフトエフスキー、グンヴォル・ホェフモを読みながら感化されたよ。大人になる少し前によくある感情の高ぶりのせいで、彼らがいわんとしていることは僕だけが理解できる、と思いこんでいた」とポールはダーグアヴィーセンに語りました。

ポールはダーグアヴィーセンに、小説の中の主人公がどのように彼自身とかかわっているかについて説明しました。「主人公は、ノルウェーには障害が多いと感じている。やりたいことを表現させてもらえず、それゆえa-haが理想になっているんだ。タイトルの『Drømmer om storhet』 [Dreams of Greatness] がそれをよく物語っている。この本は、僕自身も体験したことについて書かれている。与えられた才能、それをどう活かすかについてね。a-haは少し安っぽくてほんの少しクールだと思われてきた。初め、僕らは頭の弱い3人組として売り出され、以来そのイメージを払拭することができずにいる。」

ホーボーは、ポールの歌について自分なりの解釈をしています。
『And it struck me how there was a striking contrast between the lightness of Waaktaar’s music and the content of many of his lyrics. (…) That was what I respected him so deeply for. In all our human helplessness, we catch ourselves humming a cheerful melody.(ワークターの作る音楽の軽さに比べ、大多数の歌詞の内容があまりにも対照的であることに衝撃を受けた。(中略)それで彼を深く尊敬するようになった。まったくの人間の無力さで、僕らはいつの間にか陽気なメロディーを口ずさむのだ。)』小説からの抜粋です。

「素晴らしい観察だと思うよ。」とポールはダーグアヴィーセンに語りました。両方好きだね。すぐに誰にでも訴えかけることができる曲も作りたいし、10人くらいにしか理解してもらえないような曲も書きたい。近寄りやすいもの、手に届きにくいもの両方だね。だから僕はa-haとSavoyを両方やっているんだ。」しかし、後で前言を多少撤回して、両バンドに大きな違いは見出せないと語っています。

最後に、ダーグアヴィーセンは、この小説が映画になったら、ポールの役を誰に演じてもらいたいか訊きました。「場合によるね。誰だって、ブラッド・ピットが自分を演じているところを見たいんじゃないかな?」
a-ha.comによる著者ポールH.クリスティアンセンのインタビューをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

本に関する記事リンク:
http://www.indre.smaalenene.no/65/00/01/0.html
http://www.oslopuls.no/cityguides/nav/news.jhtml?context=culture&id=431184
http://www.oslopuls.no/cityguides/nav/news.jhtml?context=culture&id=432435
http://www.vg.no/pub/vgart.hbs?artid=1209143
http://www.nettavisen.no/servlets/page?section=6&item=240365
http://www.aftenposten.no/kul_und/article.jhtml?articleID=430996
http://www.dagbladet.no/kultur/2002/11/04/352985.html
http://www.dagbladet.no/kultur/2002/11/04/352985.html

Savoyのニューアルバムとツアー
ポールとローレン・サヴォイは、現在Savoyのニューアルバムの製作に取り組んでおり、願わくは、2003年の夏にリリースされるということです。アルバムがリリースされたら、アメリカとヨーロッパでコンサートを開くことも希望しています。

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